ホザキイチヨウラン
ここ数日、雨で草刈りが出来ませんでした。再生畑①へ行ってみると、唖然とするくらい伸びていました。猛暑の中、半日も草刈りをするとヘトヘトになります。まぁ、年寄りは無理をして家族に心配をかけない事ですね。
今日は、ホザキイチヨウランを観察してみました。この野生ランは、登山道沿いなどで出会う事が多いです。
穂状花序(すいじょうかじょ)で、通常一枚葉である事から和名が付けられたそうです。
周辺を見渡すと、幾株か確認出来ました。無くなっていなくて良かった・・。
老眼に向かない、とっても小さな花です。花を良く見ると、唇弁が上を向いています。
子房部に注目!ぞうきんを絞ったような感じです。図鑑には「360度捻じれている」と表現されていました。360度って、捻じれないのと一緒ですね。ラン科植物は変わり者が多いけど、このランも相当なひねくれ者ですね。
右は、以前撮った果実です。この植物との最初の出会いは、果実を実らせた姿でした。
デジタルズーム併用で、接写拡大してみました。蕊柱が短いのも、この属の特徴だそうです。
通常一枚葉ですが、二枚葉も時々見かけます。小葉が、もう少し大きいものもありましたが、写真が見つかりません。
ラン科ヤチラン属ホザキイチヨウラン(Malaxis monophyllos (L.) Sw.)。
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