変形菌(7月)
今日は不法投棄監視パトロールに行って来ました。今迄、ポイ捨ての目立っていた某林道は、近くの事業所がゴミ拾いをしてくれているので、見違えるようになりました。他の事業所も見習ってほしいものです。
今日の記事は、今まで以上に女子受けしない変形菌(粘菌)を集めてみました。
①ツノホコリ属
エダナシツノホコリかと思ったのですが、今まで見て来たものと少し違う・・。
私の持っている図鑑に掲載されたツノホコリとも違うし・・。成熟途中だろうか?
根元で二分岐しているものもあるけど、これはエダナシツノホコリでで良いのかな?
こちらにも・・。この日は、ツノホコリの仲間を彼方此方で見かけました。
ツノホコリ属は、「子実体の外側に、無色の胞子(外生胞子)をつくり、子実体が主にゼラチン質で出来ている。」とあります。写真をクリックして見ると、外側に小さなホコリのようなものが見えます。それが胞子だだそうです。
こちらも、ツノホコリの仲間だと思いますが、子実体(担子体というそうです)の根元が溶けたロウソクのようになっています。異変があったのか、元々こういうタイプなのか分かりません。
この不気味なものは、今迄幾度か見た事があります。変形菌の存在を知らなかった頃、キノコの菌糸だろうと思っていました。
所々に見える黄色い塊が「子実体形成を始めた変形体」だそうです。子実体も見に行かなければ!
比較的見かける事の多い橙色のマメホコリ属です。桃色のものもありましたから、色の変異があるようです。
腐ったのかと思ったら、成熟すると褐色系に変色する事が多いそうです。左の個体の脇に見えるのは?
私の持っている図鑑は、写真が大きくて綺麗ですが、種類が少ないので、もっと種類を多く掲載したものが欲しいと思っています。
変形菌は、餌や光で形を制御する事が出来、これをコンピューターとして利用する研究が進められているそうです。スタートレックに登場したバイオコンピューターやバイオシップなどが遠い未来の話ではなく、少し現実味を帯びて来ているようです。でも、私が現世にいる間には難しいかな?
変形菌(粘菌)て、凄い奴なんですね。
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