タカネグンナイフウロ・お願い
今日は、趣味の野菜畑の草取りをしました。再生畑②のメンテなどに追われて放置状態でしたので、簡単には取り切れません。それに、とても蒸し暑いので半日もやるとヘトヘトになります。
【タカネグンナイフウロ】
フウロソウ属の中では、大きくて見応えのある花です。まだ彼方此方で見る事が出来ますが、花は終盤を迎えていました。
中には、右のような恥ずかしがり屋もいます。
こちらは、純白ではありませんが、シロバナと呼んで良いと思います。
山渓の図鑑には、「葉の裏面脈上にだけ開出毛がある」とあります。Web図鑑には、「葉裏の細脈にも毛が生えているのは、グンナイフウロ」と書かれたものもあります。見比べると、細脈にまで毛があるものと無いものが混在しています。山渓の図鑑に従い、タカネグンナイフウロとしました。
フウロソウ科フウロソウ属タカネグンナイフウロ(Geranium onoei Franch. et Sav. var. onoei f. alpinum Yonek.)。
【お願い】
このブログを見てくださっている、富士市か富士宮市辺りにお住まいの方に、お願いがあります。
キヨスミウツボは、こんな果実が生ります。果実期は、もう少し先だと思いますので、花を見かけた場所の情報を頂けると助かります。場所によっては群生しますが、その場所に翌年姿を現さない事が多いので、今年見付けた場所の情報をお願いしたいと思います。
確認してある場所もありますが、この両者は野生動物の食害に遭う事が考えられます。キヨスミウツボは、イノシシに荒らされたと思われる場面に幾度か出会いました。見付けてあっても、果実の熟す時期に採取に行って全然見当たらなかった事があります。
種子採取が目的ですので、ギンリョウソウの果実は傷んでいても(傷があっても)かまいません。現地への案内は不要ですので、目印になるような標識、遊歩道からの凡その距離・方向などが分かれば助かります。
何卒、宜しくお願い致します。
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