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2018年7月 2日 (月)

ハコネラン

今日は、ハコネランの記事です。

【愛鷹山渓】

Ap7021560 Adsc00290 Adsc00289

別の野生ランの花を(種別)確認に行ったのですが、この巨岩の隅にハコネランが咲いていました。左側先端のシダが生えている辺りです。私にとっては、このエリアでは初めての出会いです。

中と右は、コンデジズームで・・。とても小さな花なので、上手く撮れません。何とかして、接写出来ないだろうか?

Ap7021511 Ap7021512

思い切って、巨岩によじ登りました。スズタケに摑まりながら、片手撮影です。怖い・・。

Ap7021514 Ap7021515

少し下がった場所に咲いているので、唇弁が撮れない・・。

Ap7021529

シダの葉を縫って伸びているので、折れないようにそっと外しました。

更に腕を伸ばすと、何とか唇弁の鋸歯が確認出来ます。唇弁の両脇に鋸歯があるのは、ハコネランの特徴です。

Ap7021530 Ap7021539

カメラの向きを変えて撮ってみました。左の写真で分かるように、花茎の短いものを含めて、3株咲いていました。でも、やっぱり怖い・・。

Ap7021533 Ap7021532

同じような写真ばかりで恐縮ですが、デジタルズーム併用で撮ってみました。唇弁の先端が傷み始めた花もあります。

Ap7021520 Ap7021526

渓流を背景に・・。

【富士山】

Ap6250427 Ap6250214

この日は時間が無く、一株だけ見付けて帰路につきました。

Ap6250209

上のハコネランの葉です。一般的に、このような形の葉が見られますが、もっと細長く葉柄の長いものもあります。上の愛鷹山渓のハコネランは、手が届かず撮れませんでしたが、後者でした。

ラン科コイチヨウラン属ハコネラン(Ephippianthus sawadanus (F.Maek.) Ohwi ex Masam. et Satomi)。

富士山で撮影されたハコネランは、その大半が同じ場所で撮られているように思います。この野生ランは休眠性があるのか、一株ずつ点在しているような場所では、翌年見られない場合が多いです。今回、愛鷹山渓で見つけられた事は、私にとって富士山よりも更に嬉しい出会いでした。

※二段目の写真が、PCだと横並びで見られたのに、スマホだと縦並びになっていました。この辺りの事について、詳しい説明があると助かるのですが・・。

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