趣味の果樹畑(6月中旬)
10日ほど前になりますが、数ヶ月ぶりに趣味の果樹・野菜畑を覗いて来ました。再生畑①で野菜栽培を始めたため、こちらは放置状態でしたので、予想通り草ぼうぼうでした。
そんな中でも、果樹は花を咲かせ実をつけていました。
別の場所に植えたクリの花はとうに落ちてしまいましたが、こちらではまだ咲いていました。品種による違いなのか、かなり開きがあります。
クリは、雌雄異花ですが全ての穂状花序(すいじょうかじょ)に雌花が付くわけではありません。左は雄花だけの花序、右は付け根に雌花を付ける花序です。雄花の密度が違いますね。
ナシとリンゴも生っていました。ナシは、自家受粉を嫌うという事で、今迄殆どならなかったのですが、別の木に花が咲くようになって、受粉率が上がったようです。本当は、人工授粉しなければならないのですが・・。
柑橘類も小さな果実が生っていました。左は夏ミカンの仲間、右はスダチかカボスだだったと思います。
ブルーベリーとスグリです。スグリは、富士山の樹上に生えるヤシャビシャクの仲間です。甘酸っぱい味がします。
蕾から開花まで撮ってみました。今年は幾つ実が生るだろうか?
◇植物目録に関して
植物目録の学名などの見直しは、種子植物に次いでシダ植物もほぼ終わりました。富士市で確認されているシダ植物は、手元にある資料では現在228種類になります。
実は、あるWebシダ植物図鑑を参照に、学名と科・属名の見直しを一通り終えていました。ところが、Ylistや日本維管束植物目録で再確認すると、標準学名だけでなく、科・属名に関しても、かなりの違いがあったのです。そこで、Ylistを参照して全て見直す事にしました。一度終えたものをもう一度やるというのは、辛い作業です。
シダ植物は、交雑種も多く、資料に記載された和名がYlistや日本維管束植物目録に掲載されていないものもあります。
科・属名の見直しが終わりましたので、この先は、科名による検索表や同定のポイント、主要図鑑の掲載ページなどを追記していく予定です。まだまだ先は長い・・。
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