2024年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« ヨウラクラン | トップページ | ヒメムヨウラン »

2018年6月18日 (月)

ホテイアツモリソウ

今日は雨、予報より早くから降り始めました。萌は、昨日騒ぎすぎて疲れたのか、朝から小屋の中で寝ています。

ホテイアツモリソウ・・富士市では見る事の出来ない植物です。昨年は、開花が遅れ見逃してしまいましたので、二年ぶりの再会です。似たような写真ばかりですが、何枚も撮ってみました。

Aimg_6175_2 Aimg_6181

保護柵に守られていますが、観察路から誰でも見る事が出来るようになっています。

Aimg_6178_2

普通のアツモリソウに比べて、唇弁が横に広がっていて、花も大きく、花色の濃いのも特徴です。

Aimg_6194 Aimg_6202

アツモリソウよりも葉幅が広く、バイケイソウの葉に似ています。このように丈の高い個体もあれば、短い個体もあるようです。

Aimg_6198

キバナノアツモリソウやパフィオペディラムに比べて、唇弁が横に広がっているのはどうしてだろう?

Aimg_6220

横顔ばかり・・。

Aimg_6231 Aimg_6232

一人佇む姿も良いですが、並んで微笑む姿もまた良いものです。

Aimg_6211 Aimg_6279

こちらは、別の場所で撮りました。

Aimg_6272

この花・・かなり黒みがかっています。見比べると、唇弁や萼片、花弁などの色も様々です。

Aimg_6265 Aimg_6307

以前見た時、この場所には子株が沢山あったのに、今年はあまり見当たりません。誰かに持ち去られたのか、それとも何処かに移植したのだろうか?

ラン科アツモリソウ属ホテイアツモリソウ(Cypripedium macranthos Sw.  var. macranthos)。

◇富士市植物目録は、現在学名の見直しなどを行っています。旧分類体系(新エングラー体系やクロンキスト体系)からAPG分類体系に移行され、科・属名などが変更になったものもあります。種子植物の見直しがほぼ終了し、シダ植物に入りました。根気のいる作業です。

« ヨウラクラン | トップページ | ヒメムヨウラン »

植物観察」カテゴリの記事

野生蘭」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ホテイアツモリソウ:

« ヨウラクラン | トップページ | ヒメムヨウラン »