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2018年6月 7日 (木)

隣県で気になった植物

元職時代の方が、隣県を訪れる機会が多かったように思います。休日出勤や時間外労働の多い因果な仕事だったため、休める時は雨でも出かけて行きました。時間がとれるようになると、何時でも行けるという安心感から、動きが鈍くなりました

隣県某所・・この場所には、久々に訪れました。

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マイヅルソウ?・・良く見ると、茎や葉柄、葉裏などに毛が生えています。

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富士山南面で、一般的に見られるマイヅルソウには、毛が生えておりません。このように、毛の生える品種をヒメマイヅルソウと呼ぶそうです。ただ、この場所では毛の生えていない個体と混在していましたので、交雑しているのかもしれません。

キジカクシ科マイヅルソウ属ヒメマイヅルソウ(Maianthemum bifolium (L.) F.W.Schmidt)。旧体系では、ユリ科に分類されていました。

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ツマトリソウも少しだけ咲いていました。以前は、歩道からも見えるくらい沢山咲いていた記憶があります。株数は多く見受けられましたが、開花株が少ない・・刈り取られた影響かも?

サクラソウ科ツマトリソウ属ツマトリソウ(Trientalis europaea L.)。

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隣県では、ミヤマウズラも彼方此方の林内で見る事が出来ます(静岡県に比べて豊富だと思います)。面白い果実をつけているのは、バイカオウレンです。

そして・・。

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少し前の記事とは違う自生地のコアツモリソウです。

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初めてコアツモリを見たのは、この周辺でした。最初見た時に比べて、個体数がかなり減ったと思います。コアツモリは、群生する場合が多いのですが、その数が変動しやすい植物のように思います。

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子房の膨らみ始めたイチヨウランがありました。果実が直立して、種子を飛散する頃出会いたいと思っています。

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とっても小さな野生ラン・・コフタバランです。左の暗い写真は、ズームしないでストロボを使うと白飛びが激しいので、無しで撮ってみました。コフタバランは、このように緑系の花と赤紫を帯びたものがあります。ミヤマフタバランも同様です。

ラン科サカネラン属コフタバラン(Neottia cordata (L.) Rich.)。旧体系では、フタバラン属とされていました。

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同じ林内に生えるギンリョウソウも、その姿は様々です。右は鱗片葉が発達していて別種のようでしょ?

今日は、不法投棄監視パトロールの報告書を作成して、メールで送りました。報告書、地図、アルバムを作成するので、割と面倒です。でも、電子データーで送るようになってから、郵送期間が短縮されるので助かります。

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