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2018年6月19日 (火)

ヒメムヨウラン

今日は、雨予報だったけど比較的良い天気でした。タマネギの仮干しに丁度良かった・・。

梅雨時になると、亜高山帯の針葉樹林にヒメムヨウランが姿を現します。

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コケの中などに生え、とても小さな花を咲かせます。右は昨年の果実のドライフラワーです。比較的結実率は良いように思います。

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花を接写してみました。ヒメムヨウランは、唇弁が上に付いています。変わり者ですね。

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軸(茎)色や花色も様々です。

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横顔。花は横向きで咲きますが、受粉後子房の膨らみと共に上を向きます。

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変なものが見えたと思ったら、枯葉を破って伸びていました。かわすよりも突き抜ける方を選ぶなんて、気の強い奴だ!

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こちらは色の濃いタイプです。

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接写。あっ、花粉塊が無かった・・。

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花粉塊の付いたものを撮ってみました。

Ph_dsc05111

6年前、こんな個体に出会いました。毎年探しているのですが、あれ以来出会った事がありません。Webには、全体が白い個体もアップされています。こういう変異を探し歩くのも楽しいものです。

ラン科サカネラン属ヒメムヨウラン(Neottia acuminata Schltr.)。ムヨウランの名前が付きますが、ムヨウランはムヨウラン属(Lecanorchis)に分類されています。紛らわしいですね。

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