亜高山帯の植物
先日、亜高山帯の様子を見に行って来ました。今にも雨が降りそうな天気でしたので、暗っぽい写真ばかりですが・・。
砂礫地に生えるのは、ミヤマオトコヨモギとフジハタザオです。ミヤマオトコヨモギはまだ蕾でしたが、フジハタザオは細長い果実を付けたものもありました。
左はアオスズラン(エゾスズラン)です。下界で見る個体に比べて、全体的に太く頑固に感じます。私には種類が違うようにも見えますが、同じと判断されているそうです。
中は、ハクサンシャクナゲで、右はコメツガです。雨に濡れた針葉樹林は、とても良い香りがします。
コフタバランが生えていました。コフタバランやミヤマフタバランは、緑色の個体と、褐色を帯びた個体があります。
唇弁の先端が2裂していて足のようです。小さな腕もあるし、人形のように見えませんか?
中には、まだ花茎の伸びていない蕾もありました。どうしたのでしょう?
下界では、大理石のような果実を付けたマイヅルソウも、この辺りではまだ蕾が残っていました。
深山の植物達も、賑やかになって来たようです。
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