ヨウラクラン
我が家の周りでも、ヨウラクランの花が咲き始めました。県中部とは、20日くらいの開きがあります。
【県東部】
6月10日撮影。
左はサクラの木、右は鎮守の森のアカシデの木に着生しています。
このアカシデの木には、広範囲に着生しています。野生ランに好かれるようで、上部にはムギランも確認しています。
蕾は、まだこんな状態でした。先端部に近い苞の密集したところに、蕾がまとまって隠れています。開花時期が近づくと、この部分が下のように伸びて蕾が姿を現します。
こちらは、裏のイヌマキの木です。隣に着生しているのは、葉の短いフウラン(富貴蘭)です。ヨウラクランは、八重枝垂れの樹上に着生したものの一部を、移植しました。花序の先端側と付け根側の蕾に注目してください。
咲き始めている房(穂状花序)もありました!付け根側から開花する穂状花序が多い中で、この野生ランの特徴は、花が先端側から開花する事です。
【県中部】
老眼に優しくない、とっても小さな花です。少し離れて見た方が良いかも?
ラン科ヨウラクラン属ヨウラクラン(Oberonia japonica (Maxim.) Makino)。
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