モクレン科の植物
裏庭植物園で、甘い香りが漂って来ます。父親が植えたカラタネオガタマです。今日は、良い香りのするモクレン科の植物を集めてみました。
【カラタネオガタマ/トウオガタマ】
芳香の主は、この花です。図鑑には「バナナのような甘い香り」と表現されていました。
あまり開きませんが、中を覗くとホウノキの花に似た構造をしています。
花柄や細枝に毛が生えています。
私は以前の記事でオガタマノキと書きましたが、オガタマノキは日本原産でもっと高木になり、カラタネオガタマは中国原産の中低木と書かれていました。Web図鑑で検索すると、カラタネオガタマの園芸品種ベニバナカラタネオガタマ(PortWine)のようです。
モクレン科オガタマノキ属カラタネオガタマ(Magnolia figo (Lour.) DC.)。
筑波実験植物園で見たウンナンオガタマノキの蕾です。残念ながら、開花しているものは見かけませんでした。他の種と違い花弁が反り返るくらいに開くそうです。
左がウンナンオガタマノキ、右がカラタネオガタマの蕾です。どちらも毛が多いですね。
モクレン科オガタマノキ属ウンナンオガタマノキ(Magnolia yunnanensis)。
葉の感じは違いますが、ホオノキの花と良く似ています。京都府立植物園で撮りました。芳香があります。
モクレン科モクレン属タイサンボク(Magnolia grandiflora L.)。
裾野市の山中で撮りました。綺麗な花でしょ?こちらも独特の芳香があります。
斜面だったため、横顔を撮る事が出来ました。オシベが落ち始めています。両性花ですが、自家受粉を嫌うためオシベ期とメシベ期があるそうです。
モクレン科モクレン属ホオノキ(Magnolia obovata Thunb.)。
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