2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« エンシュウムヨウラン | トップページ | 菩提寺の植物 »

2018年5月23日 (水)

子房が膨らみ始めた野生ラン

今日は、再生畑①で、私の大嫌いな蛇を2匹も見てしまいました。そこで、間違って踏みつけないように、急遽未栽培エリアの草刈りをしました。面積があるので大変・・。その後、雨が降り始めたので、慌ててソラマメの第一回目の収穫をしました。晩酌の肴です。

いろいろな野生ランの咲く季節ですが、もう子房の膨らみ始めたものもあります。

Xp5210112 Xp5210114

我が家の近くでは、花が終わり子房が膨らみ始めたギンランですが、隣県ではまだこれから見頃のようです。

ところで、このギンラン・・距が無い?葉の感じから、クゲヌマランなんて事は無いと思うけど・・。

Xp5210119 Xp5210124

左も距が無い?右はその近くで見つけた距のあるギンランです。「距が長く突き出る」のは、もう少し開花が進んでから?それとも変異?ご存知の方教えてください。

さて、タイトルに戻って・・。

Xp5220273 Xp5220300

ギンランの子房(果実)です。花は横向きで咲きますが、受粉するとこのように上を向いて来ます。

Xp5220263 Xp5220309 Xp5220265

こちらはキンランです。受粉しないで落ちてしまったものや、右のようにシカに食べられてしまったものを良く見かけます。私には、果実ではキン・ギンの区別がつきません。

Xp5220266

キンランの葉です。食物繊維が多そうな葉ですね。林内には、他にもいっぱい植物があるのに、わざわざこの植物を選んで食べる事は無いのに・・。

Xp5180650 Ximg_5273

こちらはクマガイソウです。

Xp5180648

Xp5180649

クマガイソウの果実は、あまり見る機会がありません。私にとっては、貴重な写真です。

林内で見る野生ランは、結実率の低いものが多いと思います。更にその果実が、種子を飛散させる(熟す)まで育つ間にも、いろいろな試練に耐えなければなりません。また無事種子を飛散させたとしても、発芽の養分を持たないので、発芽を助ける菌が存在しない場所では、子孫を残す事が出来ません。

神様はどうして、野生ランにこんな過酷な試練を与えたのでしょう?

« エンシュウムヨウラン | トップページ | 菩提寺の植物 »

植物観察」カテゴリの記事

野生蘭」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 子房が膨らみ始めた野生ラン:

« エンシュウムヨウラン | トップページ | 菩提寺の植物 »