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2018年5月26日 (土)

桃色のキランソウ属

桃色の花をつけるキランソウ属があると聞いてはいましたが、まだ実物を見た事はありませんでした。

県内某所・・。

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キランソウの仲間のようですが、いつも見ているキランソウと葉の感じが違う・・。あっ、花が桃色だ!

でも、もう花の時期も終わりのようです。気にしながら見歩くと、同じような葉を持つ個体が幾つか目に入りました。

そして・・。

Ap5260396 Ap5260393

咲き残っている株がありました!山の神様、有難う!

Ap5260395

初めて見る桃色のキランソウ属です。

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こちらは我が家の周りで見るキランソウです。花色の違いはもちろんですが、全体的に毛が多い・・。

タイトルをキランソウ属としたのは、Ylistで検索すると、キランソウと名の付く植物がいろいろあり、最上段の葉を持つ植物が、普段目にしているキランソウと違って見えたからです。これも、キランソウで良いのでしょうか?ご存知の方教えてください。

キランソウの桃花品をモモイロキランソウ、白花品をシロバナキランソウと呼ぶそうです。白花もあるんだ・・。

シソ科キランソウ属モモイロキランソウ(Ajuga decumbens Thunb.  f. purpurea Honda)。

◇追記◇

この植物は、タチキランソウではないかと教えて頂き調べてみました。タチキランソウの解説に、「葉表には毛がほとんどなく、光沢があり・・、キランソウは、全体に毛が多い」とあります。葉の特徴で見ると、どうやらこの植物はタチキランソウのようです。

「タチキランソウは、花の上唇が2裂し、直立する。キランソウは、上唇が長さ1㎜以下の切形であるが、上唇が短く2裂する見誤りやすいものもある。」・・Webで諸先輩の花の写真を見比べると、形も様々で迷ってしまいます。

タチ・・「茎が立ち、全体の様子はキランソウよりニシキゴロモに似ている。株が大きくなって横に広がるとキランソウに似てくる。」あまり立ち上がって見えないのは、この解説で納得です。

キランソウ属は、交雑しやすい植物のようで、見誤りやすいものがあるとも書かれていました。

シソ科キランソウ属タチキランソウ(Ajuga makinoi Nakai)。別名をエンシュウニシキソウ。こちらは、桃色の花に品種名がつけられていないようです。

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