他の野生ラン
キンランの生える林で出会った、他の野生ランを集めてみました。
【エビネ】
数年前に見つけた時は未開花株でしたが、やっと花を咲かせるようになりました。このまま無事育ってほしいものです。
夏に咲くエビネの仲間・・ナツエビネは右のような距がありません。
萼片と側花弁、唇弁の色は、個体毎に多少の違いがあります。
エビネは、野生ランブームで急激に数を減らしました。でも、少しずつ復活をしているように思います。このまま、子孫を増やしてほしいものです。
オオバノトンボソウは比較的近場で出会えますが、無事花を見る事が難しい野生ランです。虫による食害のせいだと思います。
右は、クモキリソウです。私には、この状態でジガバチソウとの区別は出来ませんが、昨年花を確認しているので・・。
この林内にも、エンシュウムヨウランが増え始めました。ハルザキヤツシロランの記事に掲載した、クロムヨウランより早く姿を現すようです。
ついでに・・。
少し前に登場した、枝と共に落下していたカヤランの花が咲きました。
内側の暗紫色の斑紋は、個体毎に多少の違いがあります。
いろいろな野生ランの花が、見られるようになって来ました。今年も嬉しい出会いがあるだろうか?山の神様、宜しく!
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