隣県のコアツモリソウ
5月上旬に、秘密の場所のコアツモリソウを掲載しました。その場所では、少しの個体しか見つかっておりませんが、この植物は基本的に群生するものだと思っています。
まだ少し早いかと思いながら、群生している場所へ様子見に行って来ました。
この自生地の難点は、写真でお気づきのように植物が花粉で汚れてしまう事です。脚絆も、花粉で白っぽくなってしまいました。
まだ蕾の株が結構ありました。
咲いている株もありました!通常は、このように花柄が垂れて、花は斜め下を向いて咲きます。
反則技を使い、花を葉の上に乗せてみました。不器用な人は、花を傷めてしまうので止めましょう!
こんな写真を掲載する人は、殆どいないと思います。正面顔を見せたがらないので、後ろから撮ってみました。
袋のような唇弁の斑紋もいろいろです。無班の個体も稀に見る事があります。
ラン科アツモリソウ属コアツモリソウ(Cypripedium debile Rchb.f.)。
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