散歩道の植物観察(5月下旬)
今日は、再生畑①に野猿が来ていました。どうやら電気柵に触れたようで、少しワイヤーに緩みがありましたが、中には入っておりません。シカの足跡も電気柵の手前で止まっています。問題は、上から来る野鳥と一番下のワイヤーを潜って来るハクビシンなどです。現在対策思案中です。
今迄、希少種や変わった植物ばかり追い求めて来ましたが、散歩道の植物観察も楽しいものです。少しずつ名前を覚えなくては・・。
沢山の花をつけているのは、エゴノキです。注意して見ると、散歩道には結構生えています。
ぶら下がって咲く白い花は、風情があって良いものです。でも、庭に植えたら落下した花弁の掃除が大変そう・・。
エゴノキ科エゴノキ属エゴノキ(Styrax japonica Siebold et Zucc.)。学名を調べて見ると、エゴノキの仲間はいろいろな種類があるようですね。
林床には、オオバノトンボソウ、クモキリソウが生えていました。クモキリソウは、我が家の周りよりもっと上で見る事が多いのですが・・。
ホウチャクソウでしょうか?斑入り葉の植物との出会いも嬉しいものです。
これは、数年前に挿し木したマタタビです。かなり大きくなりましたが、葉が白くなった事が無いので、どうしたのかと思っていました。良く見ると、初めての蕾が付いていました。花を咲かせるようになると、葉が白くなるのだろうか?移植した再生畑①のマタタビが、数年後にその答えを出してくれると思います。
こちらは父親が植えた植物です。左はニワフジというそうです。勢いの良い植物で、邪魔なところに生えているのを切り取ってもすぐに再生して来ます。右は何度も登場したクレマチスです。次々と花を咲かせてくれます。エネルギー消費の激しい植物のようです。
マメ科コマツナギ属ニワフジ(Indigofera decora Lindl.)。フジの名が付きますが、フジ属(Wisteria)ではない事を知りました。
また、シキミの農薬散布にやって来ました。臭気の絶える事がありません。法律で規制出来ないものだろうか?
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