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2018年4月13日 (金)

最近出会ったスミレ①

希少種や変わった植物ばかり追い続けて来たため、普通に見られる植物が良く分かりません。スミレもその一つです。何事も興味を持って当たらないと覚えられませんね。

近場で出会ったスミレを集めてみました。

【ツボスミレ】

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我が家の周りでは、タチツボスミレより遅れて咲き出します。私は、この小さな花のスミレが一番好きです。

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距が短いですね。

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花を見比べると、個体毎に違いがあります。唇弁の形もいろいろ・・。

【フモトスミレ】

Bp4120966 Bp4120964

こちらも、ツボスミレに似て小さな花を咲かせます。写真は掲載しませんが、葉裏は赤紫色です。

Bp4120969

側弁の基部に毛が生えています。ツボスミレと同じく、距は短いですね。

【オトメスミレ】

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母種のタチツボスミレより少し遅れて開花します。

Bp4100656

距に少し色が付くのと萼にも紫色が入ります。ただ、距に薄い紫色が付くシロバナは、シロバナタチツボスミレとする見解もあるようです。

Web図鑑を見ると、距が濃い紫色の白花もありますが、我が家の周辺で見るシロバナは、写真のように薄い紫色のものばかりです。

【シロバナタチツボスミレ】

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こちらは「春野すみれ展」で撮ったシロバナタチツボスミレです。時期が遅いのかちゃんと開いた花を見る事が出来ませんでした。

Bp4080473

距も白く、萼片に紫色を含んでおりません。

萼片の色に関しては、諸先輩のWeb図鑑に記載はありませんが、以前掲載したシロバナヒナスミレも萼片に紫を含んでおりませんでした。でも、シロバナヒナスミレを検索すると、花は白でも唇弁に模様があったり、萼に紫を含んだものがシロバナヒナスミレとして多数掲載されています。

タチツボスミレも、「花が白ければシロバナタチツボスミレで良いじゃないか?」と思ってしまいます。スミレは交雑種もあるそうで、個体変異(特に花)も比較的多い植物だと思います。こういう細かい品種分けが、この植物をますます複雑にして、私のような素人を悩ませてくれます。

②へ続きます。

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