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2018年4月29日 (日)

クマガイソウ

2015年、この場所を教えて頂きました。今まで見た自生地に比べると、考えられないような場所でした。その自生地へ、3年ぶりに行って来ました。

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日の光を透かした葉が綺麗でしょ?前回は気付かなかった場所にも生えていました。拡散しているように思えます。

そして、期待の群落は・・。

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「あれっ、花が咲いていない?」と思えるほど、開花株が少なくて驚きました。株数も減っているように思います。2015年の開花の様子を見てください。→2015年5月の様子

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まだ蕾の株もありましたが、数えるほどしか咲いていません。どうしたのだろう?

クマガイソウは、環境が適していれば大群落を作りますが、その変化に弱い植物のようで、短期間に消滅してしまう事もあるようです。

以降、コンデジ+LEDライトで・・。

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面白い形の花でしょ?

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下の袋のような部分が、唇弁です。

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選べるほど咲いていないので、同じ花ばかりですが・・。

Ap4281272

唇弁の付け根の、正面に見えるマスクのような部分が仮オシベ、その両脇に黄色い顔を覗かせているのが葯、それらを支えている柱が蕊柱(ずいちゅう)です。蕊柱は、単子葉植物の中では、ラン科以外に見られない特殊なものだそうです。

拡散した小群落が、各々大家族になってほしいと願いながら、急斜面の自生地を後にしました。

◇少し勉強(北大:ランの王国より引用)

仮オシベ(staminode):多少とも雄蕊の形を残しながらも、花粉を産生しなくなった退化した雄蕊。

蕊柱(column):オシベとメシベとが合着した特殊な構造体。

ラン科アツモリソウ属クマガイソウ(Cypripedium japonicum Thunb.)。

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