スハマソウ?再び(富士市)
市内某所に生える、スハマソウと思われる植物の花を見て来ました。
以前確認した株は8株でしたが、その上の急斜面に20株近い開花株を発見しました。良く見ると、未開花株も結構ありましたので、来年も期待出来ます。
ピンボケ写真が多いのは、コンデジの片手撮影のためです。少しバランスを崩すと、滑り落ちそうなところなので・・。
絶壁のように切り立った場所にも咲いていました。上には登れませんので未確認ですが、分布状況を見ると、この群落の本家はその上にあるのではないかと思います。
花弁状の萼片は、形もいろいろです。ここには、5個と6個の個体がありました。
県内外で見たミスミソウに比べると、ずっと小さな花です。スハマソウは、花が小さいのだろうか?
こちらは、葯が白いタイプ。
金平糖のような子房が見えています。花弁状の萼片は、少し触れただけで落下してしまうものもありました。花は終盤を迎えているようです。
前回掲載したものは、裂片の頂部がもう少し尖っていましたが、これらはかなり丸くなっていました。右端は、面白い形でしょ?
花柄や葉柄にも毛が多い・・。スハマソウもケスハマソウも、若い内は毛が多いようです。スハマソウは、葉が古くなると毛が脱落するそうです。歳をとると毛が抜けてくるのは、人間と同じですね。
私は、スハマソウだろうと思っていますが、専門家の方に鑑定をお願いしました。結果が出次第、表題を訂正したいと思います。
« キスミレ | トップページ | ニリンソウとイチリンソウ »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
コメント