ジロボウエンゴサクとヒトリシズカ
再生休耕畑に、シカの足跡がありました。でも、電気柵の中には進入されていませんでした。電気柵は万能ではありませんが、他の柵や網よりも効果はあります。
キュウリ、トマト、ナス、カボチャ、カラシ類の植え付けを行いました。素人栽培でも、植えて置けばそれなりに収穫出来るし、草取りする気にもなりますので・・。
少し前の写真になりますが、ジロボウエンゴサクの花を比較してみました。
【ジロボウエンゴサク】
(富士市)
我が家の周りで見るジロボウエンゴサクは、このように距が白いものばかりです。
これ、珍しいでしょ?実は、上の花の終盤を迎えた姿です。
こちらの花は、距も紅紫色です。この辺りでは、どれもこのような花でした。
こちらも距が紅紫色です。しかも芝川のものより濃いですね。
私は、以前の記事にジロボウエンゴサクの距は白いと書きましたが、ここに訂正させていただきます。こうして違いを比較してみるのも楽しいものです。
ケシ科キケマン属ジロボウエンゴサク(Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.)。
再生休耕畑や家の周りで、ムラサキケマンの花が盛りを迎えています。彼方此方増えて困ります。
ケシ科キケマン属ムラサキケマン(Corydalis incisa (Thunb.) Pers.)。
家の周りでは、もう果実になっていましたが、こちらはまだブラシのような花が咲いていました。
この花には花弁が無く、白い糸状のものが雄蕊で、その基部にある黄色いのが葯です。葯の近くに半透明の雌蕊(柱頭)が見えています。
センリョウ科チャラン属ヒトリシズカ(Chloranthus quadrifolius (A.Gray) H.Ohba et S.Akiyama)。
ヒトリシズカの花が終わる頃、フタリシズカの花が咲き始めます。フタリシズカは、富士市では広範囲に見る事が出来ます。
さて、明日は不法投棄監視パトロール隊員の委嘱式です。その次の晩は、別の役員会議があります。どれも苦手です。
◇以前から気になっていたのですが、ココログのアクセス地域ランキングで、山梨県が何時も1位になっています。友人や知人は少ないのに、静岡県よりアクセス数が多いなんて、間違いではないだろうか?
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