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2018年4月

急勾配の山で出会った植物

私は、高いところが嫌いな上に体力が無いので、急勾配の山は苦手です。すぐそこに山頂が見えるのに、到達するまで長い道のりでした。

でも、いろいろな植物に出会う事が出来ました。

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上りでは気付かなかったのですが、サクラソウが生えていました!長野県某所で出会った自生地には及びませんが、比較的近いところで自生の花を見る事が出来ます。有り難い事です。

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花径が伸び、開花間近のようです。

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咲いている個体はありませんでしたので、蕾を接写してみました。

私は、この花には思い入れがあります。初めて訪れた八ヶ岳倶楽部で、故柳生慎吾さんと長時間いろいろな話をさせて頂きました。その時、園芸品種のサクラソウを買って来て、裏庭に植えてあります。彼との再会を楽しみにしていたのですが、帰らぬ人となってしまいました。以来、サクラソウの花を見るとその時の事を思い出します。

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「あっ、まだミツバツツジが咲いている!」

でも、良く見ると・・。

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雄蕊が10本あります。しかも花柱の下部に毛が生えている・・トウゴクミツバツツジです。

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花柱の毛・・腺毛ですね。粘ついているような感じです。この辺りで見る事の出来るミツバツツジで、オシベが10本なのは、キヨスミミツバツツジかトウゴクミツバツツジですが、花柱の腺毛の有無で区別出来ます。

ツツジ科ツツジ属トウゴクミツバツツジ(Rhododendron wadanum Makino)。

更に、急勾配の斜面を滑り落ちるように下ると・・。

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フタバアオイが姿を現していました。カンアオイの仲間は常緑のものが多いのですが、このフタバアオイとウスバサイシンは、冬に地上部が枯れ春に葉が伸びて来ます。

右は、タネツケバナ属ミツバコンロンソウです。先日、富士山南麓でも出会いましたが、花の開いている個体には出会えませんでした。

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キケマン属の黄色い花・・フウロケマンかミヤマキケマン?果実の形で区別するそうですが、まだ果実は無く私には良く分かりません。花付からするとミヤマキケマン?

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花を接写してみました。ご存知の方、教えてください。

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そして、本来の自生地と少し違った環境に生えるキスミレです。ヘトヘトになって上った、山頂付近に生えていました。

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群生する花も良いですが、こうして人知れずぽつんと咲く花も良いものです。

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これは、ヒメミヤマスミレの花にも似ていますが・・。フイリフモトスミレでしょうか?葉裏は紫色でした。

さて、また苦手な花が・・。

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紫色のスミレです。左と右の花は少し感じが違いますが・・。どちらも側花弁の付け根に毛が生えています。また花柄や萼などに細かい毛が密生しています。特に、右は距に毛が生えているのが確認出来ますから、アカネスミレでしょうか?

スミレは、図鑑を見るほど苦手になって行きます。神様は、どうしてこんなに紛らわしい植物を作られたのでしょうか?

今日は、観察会の後、不法投棄監視パトロールを行いました。また林道脇にごみが捨てられていました。投棄物を見ると、ゴミ集積場に出せるものでした。わざわざあんな場所に持って行かなくても良いものを・・理解し難い行為です。

※今日は予定変更により時間が出来案したので、もう一記事作成しました。

ハルザキヤツシロラン

ハルザキヤツシロランが咲き始めたとの情報を頂き、様子見に行って来ました。この地を訪れるのは、これが三度目です。

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ムヨウラン類の果実のドライフラワーがありました。ヤツシロラン類の果実は、種子の飛散後早々と消滅しますが、ムヨウラン類は翌年まで残っています。鞘が横を向くのは、クロムヨウランらしい・・。7月半ば頃の開花でしょうか?花を見るのが待ち遠しい!

右が、目的のハルザキヤツシロランです。私にとっては、初めての出会いです。

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一茎一花~二花が多かったのですが、右は四花でした。この写真では、少し見難いですが・・。

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まだ咲き始めのようで、花筒(萼片と側花弁が合着)の中を覗ける個体は、限られていました。唇弁の先端がオレンジ色です。

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他の株を踏みつけないように横向きで撮りましたので、ピントが合っているのか良く分かりませんでしたcoldsweats01

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花筒の中に住むお坊さんを撮ってみました。

ラン科オニノヤガラ属ハルザキヤツシロラン(Gastrodia nipponica (Honda) Tuyama)。

比較のために、県内で見る事の出来るヤツシロラン類の花を掲載します。何れも、実生床に種子を蒔いて、開花させたものです。

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こちらは、アキザキヤツシロランです。昨年の秋に、やっと花を見る事が出来ました。

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そして、クロヤツシロラン・・栽培容器の中で育てると少し色白な感じです。ハルザキヤツシロランと違い、お坊さんの袈裟は焦げ茶色です。

クロヤツシロラン、アキザキヤツシロランと直播栽培で、なんとか花を咲かせる事が出来ました。そして、最後に最難関のハルザキヤツシロランに挑戦中です。

師匠から送っていただいた種子を蒔こうと思ったのですが、貴重な種子なので、実生床の菌糸の充実を待っていました。自生地と同じ、常緑広葉樹林の林床の部材で栽培床を作っているため、思ったより湿度管理が難しい・・。自生地を見て、いろいろ学んでから蒔こうと思っています。

◇お願い

私は、師匠からご指導いただき、何とか直播栽培で花を咲かせる事が出来ました。でも、光合成を行わず、キノコを食べて生きる特殊な植物ですので、株を持って行っても栽培は出来ません。自生地の個体の採取は止めましょう!

※一日一記事・・事情があり、4月30日分の記事を早めにアップします。

クマガイソウ

2015年、この場所を教えて頂きました。今まで見た自生地に比べると、考えられないような場所でした。その自生地へ、3年ぶりに行って来ました。

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日の光を透かした葉が綺麗でしょ?前回は気付かなかった場所にも生えていました。拡散しているように思えます。

そして、期待の群落は・・。

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「あれっ、花が咲いていない?」と思えるほど、開花株が少なくて驚きました。株数も減っているように思います。2015年の開花の様子を見てください。→2015年5月の様子

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まだ蕾の株もありましたが、数えるほどしか咲いていません。どうしたのだろう?

クマガイソウは、環境が適していれば大群落を作りますが、その変化に弱い植物のようで、短期間に消滅してしまう事もあるようです。

以降、コンデジ+LEDライトで・・。

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面白い形の花でしょ?

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下の袋のような部分が、唇弁です。

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選べるほど咲いていないので、同じ花ばかりですが・・。

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唇弁の付け根の、正面に見えるマスクのような部分が仮オシベ、その両脇に黄色い顔を覗かせているのが葯、それらを支えている柱が蕊柱(ずいちゅう)です。蕊柱は、単子葉植物の中では、ラン科以外に見られない特殊なものだそうです。

拡散した小群落が、各々大家族になってほしいと願いながら、急斜面の自生地を後にしました。

◇少し勉強(北大:ランの王国より引用)

仮オシベ(staminode):多少とも雄蕊の形を残しながらも、花粉を産生しなくなった退化した雄蕊。

蕊柱(column):オシベとメシベとが合着した特殊な構造体。

ラン科アツモリソウ属クマガイソウ(Cypripedium japonicum Thunb.)。

イチヨウランに挨拶

亜高山帯の針葉樹林に生えるイチヨウランに、会いに行って来ました。

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苔むす針葉樹林帯は、いつ行っても良いものです(真冬は行けませんが)。バイケイソウも、こんなに伸びていました。季節の移ろいの速さに驚かされます。

さて・・。

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イチヨウランも、花芽が伸びていました。

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こちらでも・・。

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何時もの場所から、少し離れたエリアでも発見!

横に回ると・・。

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2株かと思たら、3株でした。左は花弁が姿を現しています。この後、蕾が横を向いたら開花間近となります。

花の時期に拘る方が多いですが、私はこの季節から晩秋まで幾度か通っています。季節を通じて、植物の成長を観察するのも楽しいものです。

◇amateurの考察

イチヨウランは、通常秋に葉の更新があり、開花株は花芽を持って冬越しします。

何年か同じエリアを観察して来て気付いたのですが、姿を現す位置が年々変わって来ます。最初の頃は、悪い小父さんに連れ去られたのかと思っていました。でも、この肉厚の葉はシカの好みのようで、食害に遭ったと思われる個体を幾つも見て来ました。それで、昨年見た場所から姿を消すのかもしれませんが、またその場所に姿を現す事があります。

思うに、葉のない状態(根茎だけ)で地中の菌糸類から養分を補給して、生き続けている個体もあるようです。また、実生発芽から開花まで、あまり長い年月を必要としないのではないかと思います。ウチョウランなどのように3年くらいで花を咲かせるのかもしれません。

それは、深山に生えるコハクランなども同じだと思います。ある方から「花を咲かせると枯れる」というような話を聞いた事があります。でも、私は枯れるのではなく休眠するのだと思っています。初めて出会った果実をつけた個体は、翌年姿を現しませんでした。ところが、3年後同じ場所でまた姿を見る事が出来ました。それと、昨年の果実のドライフラワーをつけた個体が、花芽を伸ばしていたのを見た事があります。こちらも、姿を現す位置が年々変化しています。

亜高山帯の針葉樹林に生える一枚葉の野生ランは、とても興味深い生き方をしているようです。

ラン科イチヨウラン属イチヨウラン(Dactylostalix ringens Rchb.f.)。

同じ林内で・・。

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日当りの良いところでは、ミヤマスミレの花が咲き始めていました。

今日は、用事がありますので、ブログ記事を朝作成しました。

タケシマランとナベワリ

タケシマランとナベワリは、花がぶら下がって咲く面白い植物です。

【タケシマラン】

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亜高山帯の下部地域では、もう咲き始めていました。

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草丈が低い上に小さな花なので、とても撮り難い・・。

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「花被片、オシベともに6個」とありますが、この花は5個です。蕾の方は図鑑通りのようです。タケシマランは、赤く熟す果実がとても綺麗です。

ユリ科タケシマラン属タケシマラン(Streptopus streptopoides (Ledeb.) Frye et Rigg  subsp. japonicus (Maxim.) Utech et Kawano)。

【ナベワリ】

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タケシマランよりも標高の低い所で見かけます。混在するところもありますが・・。

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開花株に比べて、未開花株は葉の展開が早いようですね。

こちらは、まだ花を見る事が出来ませんでしたので、以前撮った写真を掲載します。

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下を向いて咲くので、反則技を使って撮りました。中央の部分(オシベ・メシベ)を見てください。色合いと言いモンチッチのように見えませんか?

ビャクブ科ナベワリ属ナベワリ(Croomia heterosepala (Baker) Okuyama)。

タケシマランとナベワリの果実はこちら→気になった果実

世間ではいよいよ連休ですね。混むのは苦手なので、人のいない場所をうろつこう!さて、今夜も会合があります。

ヤマエンゴサク

今年はタイミングが悪く、ヤマエンゴサクの花を掲載しておりませんでした。富士山麓では、ある程度標高の高い林内で、広範囲に見る事が出来ます。

その一つ・・。

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この場所は、シカ対策の網を設置してあります。網の中と外(奥と手前)を見比べてください。網の中では、笹が復活しています。網の位置は、定期的に移動しているようですが、毎年同じ現象が見られます。富士山の笹は、寿命で枯れ始めているとも聞きましたが、シカの食害がいかに大きいか理解出来ます。

さて、ヤマエンゴサクの観察です。

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もう少し下界を中心に咲くジロボウエンゴサクと違い、ヤマエンゴサクは同じ場所でも花色に変異があります。この花は薄い青紫と言えばいいのでしょうか?グレーっぽく見えます。

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唇の上下が濃いタイプ。

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花が葉柄に対して面白いつき方をしているでしょ?

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紅紫色のタイプです。花の下の苞に切れ込みがあるのが、この植物の特徴です。初めて見た時、ウーパールーパーの外鰭に似ていると思いました。

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左の写真を拡大してみました。左に写っている小さめの花がジロボウエンゴサクで、右側がヤマエンゴサクです。苞の形以外にも、花の大きさが違います。ジロボウエンゴサクは、距も細い感じですね。

ところが・・。

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この花・・距が太いのでヤマエンゴサクかと思ったのですが、苞の形からするとジロボウエンゴサクのようです。他にも、少し迷うような花がありました。同じ場所に生えている場合、交雑しないのでしょうか?

そして・・。

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ヤマエンゴサクは、葉の形もいろいろです。個人的には左の葉が好みです。可愛いでしょ?

ケシ科キケマン属ヤマエンゴサク(Corydalis lineariloba Siebold et Zucc.)。

さて、今夜は地区役員の会合があります。早く終わると嬉しいけど・・。

最近出会ったスミレ

今日は、予報通りの暴風雨です。雨だけならまだ良いのですが、風が強いと再生休耕畑の野菜たちが心配です。仕方ないので、天気が回復するまでPC作業をする事にしました。最近では、元職のアルバイトが、だんだん辛くなって来ましたsad

毎日、ブログを更新していると、何時もどこかに出かけているように思われるかもしれませんが、決してそんな事はありません。撮り溜めた写真を、小出しにしているだけです。今日は、頭脳労働の前に指慣らしでスミレの記事を作成しました。

【キスミレ】

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少し前の記事でキスミレが登場しましたが、この花は別の場所で撮りました。

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管理地のように群生しているのではなく、点在して生えています。出会った時の喜びが大きいです。

【ツボスミレ】

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草丈が伸び、まだ次々と花を咲かせています。

ところで・・。

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これもツボスミレのようですが、花色が違います。

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普通に見られるツボスミレの花が淡い赤紫色に染まったような感じです。「ごく短い距」もツボスミレの特徴通りです。

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側弁の内側に毛が生えています。私はツボスミレの変異種だと思うのですが、如何でしょう?

【マルバスミレ】

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前記事のケヤマウツボの生える林内で出会いました。

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このスミレは、あまり群生している所に出会った事がありません。孤独愛好型なのかも?

【タチツボスミレ・エイザンスミレ】

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タチツボスミレの仲間もいろいろあるようですが、私には良く分かりません。ただ、ここで出会う花は、下界のものより綺麗に見えます。葉は赤斑タイプのようです。

右は、エイザンスミレの花です。この周辺では、比較的多く出会えます。

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綺麗な花でしょ?我が家の周りで見る花は、もっと水色っぽいかな?

【ヒナスミレの葉】

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これはヒナスミレの葉だと思います。右のような斑入り葉を彼方此方で見る事が出来ます。

スミレも、苦手な植物です。図鑑を見ていると、頭が痛くなります。名前が間違っていたら教えてください。指慣らしどころではありません。そろそろ、頭脳労働をしなくては・・。

ケヤマウツボ

そろそろ、あの不気味な植物・・ケヤマウツボが姿を現す頃だと思い、お気に入りの林内を覗いてみました。

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暫く行かない内に、林床のバイケイソウは、大きく育ってとても目立っていました。

いつも沢山生えている場所には殆ど見当たらず、野生動物の荒らした形跡がありました。食べられてしまったのだろうか?

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周辺を探すと、少し離れたところに出ていました。出会えて良かった!

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この場所で初めて出会った時は、数十本生えていて驚かされました。その翌年は、野生動物(シカと思われる)の食害に遭い、少しだけしか見る事が出来ませんでした。この植物も、野生動物の食料対象になってしまったようです。

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花を接写してみました。萼片には毛が生え、開花が進むと細長い花柱が姿を現します。

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小さなアリが訪れていました。アリは蜜をもらうお礼に、種子を奇主の根まで運ぶのかな?この植物は、ブナ科、カバノキ科、ヤナギ科などの根に寄生するそうです。

ハマウツボ科ヤマウツボ属ケヤマウツボ(Lathraea japonica Miq. var. miqueliana (Franch. et Sav.) Ohwi)。シロケヤマウツボという品種もあるそうですが、まだ出会った事はありません。旧体系では、ゴマノハグサ科とされていました。

◇素人の疑問

ヤマウツボの仲間は、多年草となっていますが、ミヤマハンノキなどの根に寄生するオニクと同じように、一稔性(一回結実性)という事は無いでしょうか?それとも、地上部は枯れても地下部は生きているのでしょうか?ご存知の方、教えてください。

サクラソウの生える林(長野県)

初めて、自生のサクラソウを見たのは、枯草の刈り取られた草原でした。

そして、今回は・・。

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コブシ咲く落葉広葉樹林内に入ると、その林床で出会えました。

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初めて出会った草原ほどではありませんが、ここにも結構生えていました。

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毛深いですね。

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まだ花の時期ではありませんでしたので、以前撮った写真を掲載します。これは標準的な花で、深く5裂した花弁が更に小さく咲けています。ハート形のようですね。サクラソウは、花の変異が多い植物だと思います。個体毎に裂片の幅や色などに違いがあり、白花や奇花もありました。

その他、林床で気になった植物を掲載します。

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左はサワギクのようです。右はスズランかな?これも、以前見た時は草原でした。

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左の葉は何だろう?長野県に生えるという、ツルカメバソウの葉に似ていますが・・。

右はキンポウゲ科トリカブト属のようです。

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ヤマウグイスカグラの花が、彼方此方に咲いていました(花に腺毛が混じっているようにも見えるので、ミヤマかもしれません)。※いつも使っていた画像結合ツールにアクセス出来なくなって、別のツールを探しました。

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湿地の脇に、ミズバショウが生えていました。もう花も終盤ですね。

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これは、ウバユリだと思います。

ところで・・。

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富士山麓でもそうですが、同じ場所で、同じ時期に、上のような緑色の葉と赤褐色の葉を見かけます。この違いはどうして?

この場所へは、またサクラソウの咲く頃に行ってみたいと思います。

サクラソウ科サクラソウ属サクラソウ(Primula sieboldii E.Morren)。環境省RDBで、準絶滅危惧(NT)、長野県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)、静岡県では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されています。富士市の目録にも記載されていますが、管理地以外で出会える事は極めて稀です。

クモノスシダ

コケ植物(蘚苔類)に続いて、同じく胞子植物・・シダ植物のクモノスシダの登場です。私はこのシダを、今年初めて教えて頂きました。

静岡県西部の石灰岩地(引佐、浜北)では自生が確認されているようですが、手元にある富士市の目録には掲載されておりません。

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ヒカリゴケ自生地からそう遠くない場所で見付けました。

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ここには、沢山生えていました。このシダを知らなければ、素通りしていたかもしれません。

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石垣の隙間に多く生えていました。

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葉裏を見ると、胞子嚢群(ソーラス)が付いていました。「葉裏の主軸から斜め外側に伸び・・」とあります。

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葉の先端が細い蔓状になり、その先端にこのような子(不定芽)が付いていました。ショウジョウバカマも、似たような増え方をしますね。

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胞子だけでなく、このような増え方もするなんて面白いですね。

シダの仲間は、胞子以外にも増える術を供えているものが多いようです。コモチシダの不定芽やトウゲシバの無性芽もそうですね。胞子は、親株から離れた場所での繁殖を目指し、無性芽や不定芽は親株近くの繁殖を目指しているのかな?シダ植物も不思議がいっぱいですね。 

チャセンシダ科チャセンシダ属クモノスシダ(Asplenium ruprechtii Sa.Kurata)。

◇少し勉強

無性芽:植物体の組織の一部または細胞が繁殖するための器官で、母体から離れて新個体となるもの。

不定芽:一般的に、植物の芽は葉腋近辺に形成されるが、それ以外の予期しない部分に現れる芽を不定芽と呼ぶ。

ヒカリゴケ

私に名前の分かる苔は、数えるほどしかありません。でも、何時の日か、自らの探索で、出会いたいと願っている苔があります。その日のために、実物を見て来ました。

デジイチで・・。

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保護柵の中にあるので、撮り難い・・。

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デジイチ、18.8倍ズームで・・。

近くで見られない事を予想して、高倍率ズームのコンデジを持って行きました(以降、コンデジで撮影)。

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洞窟の奥に生えていました。コンデジの方が、実際見た色(金緑色)に近いと思います。

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綺麗ですね。ヒカリゴケは、洞窟や岩陰、倒木の陰などの暗く湿った環境を好むそうです。しかも、発見された自生地は、比較的冷涼な気候の場所のようです。

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洞窟の手前は乾燥気味で、苔は見当たりませんでした。僅かな環境変化にも敏感な植物だそうです。

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ピントが合っているのかも分からず、同じような写真を何枚も撮りました。

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姿を知るために、接写でも撮りたかったのですが、保護柵が設置されているので仕方ありません。

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デジタルズーム併用。

比較のために・・。

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以前、別の洞窟で見つけた蛍光色の物体・・こちらは、地衣類のようです。

ヒカリゴケは、「地面に伸びた糸状体を顕微鏡で見ると、達磨型の細胞(レンズ状細胞)が一列に繋がり、その細胞内に入った光が細胞の底で反射して葉緑体を照らすため、美しい黄金色に光って見える」とあります。

蘚類ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属ヒカリゴケ(Schistostega pennata (Hedw.) F.Weber et D.Mohr)。環境省RDBで、準絶滅危惧(NT)に指定されています。

信州大学では、ヒカリゴケ細胞を実験室内の環境で大量増殖させる事に成功したそうです。この研究が進めば、失われた自生地を復活させ、多くの人にヒカリゴケを見てもらう事が出来ます。論文に書かれていた内容は、富士見町のカマナシホテイアツモリソウの保護活動と通ずるものがあります。頑張っていただきたいと願っています。

センボンヤリ

今日は、暑いくらいの一日でした。寒暖差が激しいと、年寄には辛い・・。

センボンヤリ・・富士市でも、何ヶ所かで自生の記録がありますが、私にとっては出会う事の少ない植物です。

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県外某所・・足元に、白い小さな花が咲いていました。「あっ、センボンヤリだ!」

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こちらは赤紫色系の花です。別名をムラサキタンポポというそうですが、どうしてだろうと思っていました。この花色から名付けられたようです。

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コンデジマクロで・・。

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縁の舌状花(雌花)と中央の筒状花(両性花)からなります。

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赤紫の花は花柄が太いですね。

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背景を黒くして撮ってみました。

キク科センボンヤリ属センボンヤリ(Leibnitzia anandria (L.) Turcz.)。

この日は、珍しい苔と羊歯を見る事が出来ました。後日の記事で・・。

スルガテンナンショウ

萌の散歩道に生えているテンナンショウ属・・スルガテンナンショウを観察してみました。

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斑入り葉のタイプとそうでないものが見受けられます。また、小葉の幅も個体毎に様々です。

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斑入りは、実生で引き継がれるようで、付近には同じような株が幾つか生えていました。

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立ち姿を撮ってみました。薄暗いところを好むため、撮り難い植物です。

写真を整理していて気付いたのですが、仏炎苞(苞葉)の合わせ目が、左右あります。右の写真と、最下段の写真を比べてみてください。

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「付属体の先端が鍵状にくびれる」事が同定のポイントとなります。

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テンナンショウ属は、一部の種を除いて雌雄異株です。スルガテンナンショウも、普通は雌雄異株ですが、栄養状態で変化し、大きくなると雌株になり、小さいと雄株となるそうです。ただ、両性の個体もあると書かれていました。

また、雄花は仏炎苞の筒部の基部に隙間があり(上の写真参照)、花粉をつけた小昆虫はここから脱出します。雌花には、この穴がないため、閉じ込められた小昆虫は外に出られません。雄花で花粉をつけた小昆虫は、雌花の中に侵入し受粉したあと悲惨な最期を迎える事になります。テンナンショウ属の雌花はひどい奴ですね。

サトイモ科テンナンショウ属スルガテンナンショウ(Arisaema yamatense (Nakai) Nakai  subsp. sugimotoi (Nakai) H.Ohashi et J.Murata)。

裏庭植物園(4月半ば)

萌の夕方散歩の後、裏庭植物園の様子を撮ってみました。

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我が家には、父親が植えたシャクナゲの仲間が4本あります。私には品種名は分かりませんが、1本は葉裏に毛が無い事(※)と開花時期などから西洋シャクナゲだと思います。他の3本は、葉裏に毛がありますので、日本産のシャクナゲあるいはその改良種ではないかと思います。ただ、葉裏の毛は、淡い褐色~暗褐色までいろいろです。※葉裏に毛のあるものもあるそうですが、園芸種として出回る事は稀なようです。

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開花が進むにつれて、次第に淡いピンクになって行きます。春らしい花だと思います。

富士山には、高山型のハクサンシャクナゲが生えていますが、南面では、花を咲かせる株にはあまり出会えません。

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カエデ属の花が咲いていました。こういう小さな花は、夕方撮るのは難しい・・。

下界ではとっくに咲いているフジの花も、やっと咲きそうです。でも、例年よりは早いように思います

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さて、こちらは何でしょう?

左はジイソブ(ツルニンジン)で、右はバアソブ(ヒメツルニンジン)です。山野の株を採取して来たものではありません。どちらも、実生で育てたものです。

早いものは、一年で花を咲かせる事を知りました。また翌春の芽出しは、ジイソブの方が早く、少し遅れてバアソブが姿を現します。

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左がジイソブ、右がバアソブです。成長してからの葉の形はどちらも良く似ていますが、この時期は、バアソブの毛が目立ちます。

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夕方散歩が終わり、晩御飯を食べてリラックスしている萌です。天気に関係なく朝夕の散歩は欠かせません。サボろうとすると五月蠅くて・・。

ジロボウエンゴサクとヒトリシズカ

再生休耕畑に、シカの足跡がありました。でも、電気柵の中には進入されていませんでした。電気柵は万能ではありませんが、他の柵や網よりも効果はあります。

キュウリ、トマト、ナス、カボチャ、カラシ類の植え付けを行いました。素人栽培でも、植えて置けばそれなりに収穫出来るし、草取りする気にもなりますので・・。

少し前の写真になりますが、ジロボウエンゴサクの花を比較してみました。

【ジロボウエンゴサク】

(富士市)

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我が家の周りで見るジロボウエンゴサクは、このように距が白いものばかりです。

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これ、珍しいでしょ?実は、上の花の終盤を迎えた姿です。

(富士宮市芝川町)

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こちらの花は、距も紅紫色です。この辺りでは、どれもこのような花でした。

(浜松市天竜区春野町)

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こちらも距が紅紫色です。しかも芝川のものより濃いですね。

私は、以前の記事にジロボウエンゴサクの距は白いと書きましたが、ここに訂正させていただきます。こうして違いを比較してみるのも楽しいものです。

ケシ科キケマン属ジロボウエンゴサク(Corydalis decumbens (Thunb.) Pers.)。

ついでに・・。

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再生休耕畑や家の周りで、ムラサキケマンの花が盛りを迎えています。彼方此方増えて困ります。

ケシ科キケマン属ムラサキケマン(Corydalis incisa (Thunb.) Pers.)。

【ヒトリシズカ】

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家の周りでは、もう果実になっていましたが、こちらはまだブラシのような花が咲いていました。

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この花には花弁が無く、白い糸状のものが雄蕊で、その基部にある黄色いのが葯です。葯の近くに半透明の雌蕊(柱頭)が見えています。

センリョウ科チャラン属ヒトリシズカ(Chloranthus quadrifolius (A.Gray) H.Ohba et S.Akiyama)。

ヒトリシズカの花が終わる頃、フタリシズカの花が咲き始めます。フタリシズカは、富士市では広範囲に見る事が出来ます。

さて、明日は不法投棄監視パトロール隊員の委嘱式です。その次の晩は、別の役員会議があります。どれも苦手ですsad

◇以前から気になっていたのですが、ココログのアクセス地域ランキングで、山梨県が何時も1位になっています。友人や知人は少ないのに、静岡県よりアクセス数が多いなんて、間違いではないだろうか?

カラスノエンドウとエンドウ

今日は、畑の除去対象植物(雑草)カラスノエンドウと再生休耕畑①に植えたエンドウ(エンドウマメ)を、観察してみました。

【カラスノエンドウ/ヤハズエンドウ】

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とっても小さな花です。植物学の世界では、ヤハズエンドウが標準和名として使われていますが、私は馴染みの深いカラスノエンドウで呼んでいます。

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花柄はとても短い。花も果実もエンドウに似ていますが・・。

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葉の付け根の付属体・・托葉です。托葉は、何のためにあるのでしょう?調べてみると「芽生えの時の葉身を保護する役割」があるそうです。それと、カラスノエンドウは、托葉の部分に暗紅色の花外蜜腺があると書かれていました。

マメ科ソラマメ属ヤハズエンドウ(Vicia sativa L.  subsp. nigra (L.) Ehrh.)。

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上右の写真に写っている虫をズームしてみました。目が赤い・・。これってアブラムシだと思うけど、羽の無いものと羽をつけたものを見かけます。調べてみると、面白い事が分かりました。

◇少し勉強

アブラムシは、メスだけで大きなコロニーを作って増え、餌を食べ尽くすと羽のある種類を産んで他の場所へ移動していくそうです。また、アブラムシの好む色は、鮮黄色、次に黄緑色やオレンジ色で、苦手な色は白色や銀色と書かれていました。銀色のテープを張ると、羽のあるアブラムシ避けに効果があるそうです。

【エンドウ/エンドウマメ】

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昨年秋、ソラマメと一緒にエンドウの種をポットに蒔きました。蒔く時期が早かったのか、成長し過ぎて寒さで傷んだ株もありましたが、何とか冬を乗り越え沢山の花を咲かせています。近隣の畑のエンドウに比べて、倍以上の丈(1,5mくらい)に成長しています。

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少し下向きに咲くので、正面顔が撮り難い・・。

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左の写真を見てください。こちらの托葉はずっと大きいですね。そして、カラスノエンドウに比べて花柄も長いのが分かります。

右の写真は、エンドウとカラスノエンドウの花を並べてみました。

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エンドウの鞘(果実)が大きくなり始めました。収穫も間近で楽しみです。

マメ科エンドウ属エンドウ(Pisum sativum L.)。

双方エンドウの名が付きますが、カラスノエンドウはソラマメの仲間なんですね。一見すると似ているようですが、比較してみると大きさ以外にもいろいろな違いがあります。最近は、普通に見られる身近な植物の観察にも、興味を持つようになって来ました。植物の不思議は、希少種だけでなく、身近な植物にもいろいろある事を知ったからです。

ヤナギの花

4月14日は、浮島ヶ原自然公園で「富士自然観察の会」の総会と、観察会が行われました。

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観察会は、いつも通り熱心な方たちばかりでした。私も見習わなくては・・coldsweats01

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園内は、ノウルシの総苞葉が黄色く染まり、ヤナギの葉も展開して春真っ盛りでした。ここには、何種類かのヤナギが生えています。ヤナギは雌雄異株だそうですので、花を観察してみました。不勉強で、種名は良く分かりませんが・・。

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これは株立ちしている事、葉幅や先端が長く伸びて鋭く尖る事などから、タチヤナギでしょうか?

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左が雄花、右が雌花。

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雄花には黄色い葯が見え、雌花には柱頭が見えます。遠目に見て黄色いのが雄花ですね。

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こちらは、ジャヤナギと教えて頂きました。

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左は雌花。日本では、雄花は知られていない(確認されていない)そうです。どうやって増えるのだろう?

ジャヤナギは、右のように「小枝の分岐点から折れやすい」ので、強風で折れた小枝が飛ばされ、落下した場所で発根して成長するそうです。そのため湿地に生えるのかな?

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こちらは、横向きにしてしまいましたが、シダレヤナギです。黄色い葯が見えていますので、雄花のようです。

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これは、イヌコリヤナギの雄花です。接写してみると綺麗ですね。

ヤナギの見分け方で、とても参考になるWebページを見付けました。Link-Freeとの事ですので、右に掲載させていただきます。〈ヤナギ属の検索表〉:葉と枝による樹木検索図鑑のサブページです。

※種名が間違っていたら教えてください。写真の撮影時期は、各々異なります。

スギとヒノキ林の野生ラン②

①とは別の林内で・・。

ここはヒノキの林です。

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アオフタバランとイチヨウランが生えています。双方の自生場所は、僅か数メートル・・。しかも、本来の自生地から高度1,000m程低いこの場所に生えている事が、不思議でなりません。イチヨウランの上の枝は、シカの食害対策です。

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県外で、アオフタバランを踏みつけないでは歩けないような自生地を昨年知りました。富士市では、ここを含めて二ヶ所しか知りません。どちらも数えるくらいの株数です。

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少し前に登場したヒメフタバランもそうですが、苗の時は丸めの双葉で、成長と共に先端が尖って来ます。

ラン科サカネラン属アオフタバラン(Neottia makinoana (Ohwi) Szlach.)。

そして・・。

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シカの食害に遭って、絶えてしまったと思っていたイチヨウランが、復活しました。今年は、エネルギーの充填不足で花は咲かないようですが・・。

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一般的に、イチヨウランの葉は秋に更新しますので、ここのイチヨウランは、ほぼ一年、葉のない状態で枯れずにいた事になります。バルブを持たないこの野生ランが、根茎だけで生き続けていたという事は、共生菌からエネルギーをもらっていたのでしょうか?

ラン科イチヨウラン属イチヨウラン(Dactylostalix ringens Rchb.f.)。

スギとヒノキ林の野生ラン①

富士市には、スギやヒノキの林が沢山あります。それに引き換え、落葉広葉樹林は、減少の一途を辿っています。行政や森林組合で、スギやヒノキにばかり目を向けないで、落葉広葉樹林の復活にも目を向けてくれると嬉しいのですが・・。

山野を歩き始めた頃は、いろいろな植物を見る事の出来る落葉広葉樹林ばかり歩いていました。ところが、スギやヒノキの林にも興味深い植物の生える事を知ったのです。

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この林内は、スギの葉が厚く堆積しています。その中に潜む野生ランを、観察してみました。

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ツルリンドウの苗と見間違えそうな小さな葉の植物・・ヤクシマヒメアリドオシランです。同じ場所に自生するハクウンランと違い、このようにまとまって生えています。

ラン科ハクウンラン属ヤクシマヒメアリドオシラン(Kuhlhasseltia yakushimensis (Yamam.) Ormerod)。

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こちらはベニシュスランです。

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葉の斑もいろいろで、シュスランに似た葉もあれば・・。

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葉脈の目立つ葉もあります。

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主脈部分が、幅広の斑になっています。

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こちらの斑も綺麗でしょ?

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ミヤマウズラも生えていました。この林内では、初めての出会いです。

 そして、あちこちに右のような株が見つかります。他の場所でもベニシュスランを見る事はありますが、ここのように多くの株を見る事はありません。堆積したスギの葉や球果が、共生菌の成長を促進しているのかもしれません。

ラン科シュスラン属ベニシュスラン(Goodyera biflora (Lindl.) Hook.f.)。

最近出会ったスミレ②

続きです。

【ヒナスミレ】

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少し暗めの林内に咲いていました。富士山南麓の某エリアでは、斑入りヒナスミレが沢山生えています。また観察に行かなくては・・。

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この花のように、淡紅紫色の花が標準だそうです。側弁の基部に毛が多い・・。家族は鼻毛のようだと言っていました。確かにそうですが・・wobbly

【コミヤマスミレ】

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上のヒナスミレと同じ林内で撮りました。このスミレの開花は、もう少し先になりますので、以前撮った花を掲載します。

ところで「コミヤマスミレ(Viola maximowicziana Makino)の葉裏は緑色で、わずかに暗紫色を帯びることがある程度だが、アカコミヤマスミレの葉の裏面は暗紫色を帯び、葉の表面がやや暗紫色を帯びることがあるが、葉以外の違いはない。」とあります。これは、アカコミヤマスミレ(Viola maximowicziana Makino  f. rubescens Makino)という品種で良いのかな?そうだとしても、いちいち分ける必要があるのだろうか?(素人の感想です。)

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ちょっとフモトスミレの花に似ていますね。右の写真をクリックして見ると、萼片が反り返っているのが分かります。これが特徴の一つだそうです。

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唇弁の模様が綺麗ですね。

【ヒカゲスミレ】

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このスミレに初めて出会った時は感動しました。葉が茶色ですから・・。でも、その自生地の横に生えていたスギやヒノキが伐採されて、瞬く間に姿を消してしまいました。無念な気持ちで周辺を探すと、少し離れた場所で見付ける事が出来ました。種の運搬者・・蟻さんのお手柄でしょうか?

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葉の様子を撮ってみました。葉表の色はもう少し緑色のものもあり、日照によっても変化するようにお思います。

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葉裏の葉脈上に毛が多いですね。

こちらも、花の時期はもう少し先なので、以前撮った花を掲載します。

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他のスミレに比べて、あまり花が咲きません。花柄の毛が目立ちます。

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このスミレも、側弁の基部に毛が生えています。

ついでに・・。

【シコクスミレ】

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シコクスミレも咲き出しました。こちらは、富士山南麓~愛鷹山麓で沢山見る事が出来ます。全体の姿は、また別の機会に掲載します。

スミレの名前、間違っていたら教えてください。

最近出会ったスミレ①

希少種や変わった植物ばかり追い続けて来たため、普通に見られる植物が良く分かりません。スミレもその一つです。何事も興味を持って当たらないと覚えられませんね。

近場で出会ったスミレを集めてみました。

【ツボスミレ】

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我が家の周りでは、タチツボスミレより遅れて咲き出します。私は、この小さな花のスミレが一番好きです。

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距が短いですね。

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花を見比べると、個体毎に違いがあります。唇弁の形もいろいろ・・。

【フモトスミレ】

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こちらも、ツボスミレに似て小さな花を咲かせます。写真は掲載しませんが、葉裏は赤紫色です。

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側弁の基部に毛が生えています。ツボスミレと同じく、距は短いですね。

【オトメスミレ】

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母種のタチツボスミレより少し遅れて開花します。

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距に少し色が付くのと萼にも紫色が入ります。ただ、距に薄い紫色が付くシロバナは、シロバナタチツボスミレとする見解もあるようです。

Web図鑑を見ると、距が濃い紫色の白花もありますが、我が家の周辺で見るシロバナは、写真のように薄い紫色のものばかりです。

【シロバナタチツボスミレ】

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こちらは「春野すみれ展」で撮ったシロバナタチツボスミレです。時期が遅いのかちゃんと開いた花を見る事が出来ませんでした。

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距も白く、萼片に紫色を含んでおりません。

萼片の色に関しては、諸先輩のWeb図鑑に記載はありませんが、以前掲載したシロバナヒナスミレも萼片に紫を含んでおりませんでした。でも、シロバナヒナスミレを検索すると、花は白でも唇弁に模様があったり、萼に紫を含んだものがシロバナヒナスミレとして多数掲載されています。

タチツボスミレも、「花が白ければシロバナタチツボスミレで良いじゃないか?」と思ってしまいます。スミレは交雑種もあるそうで、個体変異(特に花)も比較的多い植物だと思います。こういう細かい品種分けが、この植物をますます複雑にして、私のような素人を悩ませてくれます。

②へ続きます。

ヒメフタバラン(富士市)

富士市に自生する野生ランで、シュンランの次に咲くのはヒメフタバランです。そろそろ咲き始める頃だと思い、様子見に行って来ました。

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木漏れ日の林内を進むと・・。

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小さな双葉が点在していました。無事で良かった!

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開花株が見つかりましたが、まだ蕾でした。少し早かったか・・。

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こちらも・・。

あっ、一輪だけ咲いていた!古代の壁画に出て来る宇宙人(?)のような形です。

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横と斜め後ろから・・。

一坪にも満たない極狭い範囲にだけ生えています。何処かに本家があるだろうと彼方此方探しましたが、まだ見つかっておりません。私は、富士市ではこの場所でしか確認しておりません。偶然出会わせてくれた山の神様に感謝です。

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未開花株と開花株の葉は、かなり違っています。二段目の葉と比べてみてください。

この小さな野生ランは、豪雨によって流れ来たスギやヒノキの葉、土砂などにより埋もれてしまう恐れもあります。保険を掛けた方が良いのだろうか?

ラン科サカネラン属ヒメフタバラン(Neottia japonica (Blume) Szlach./synonym:Listera japonica Blume)。フタバランの仲間は、フタバラン属(Listera)からサカネラン属(Neottia)に改められました。

カンアオイ属

静岡県に生えるというカンアオイの仲間は、アシタカカンアオイ、アマギカンアオイ、イワタカンアオイ、オトメアオイカギガタアオイカントウカンアオイ、サンエンアオイ、シイノミカンアオイ、シモダカンアオイ、スズカカンアオイ、ズソウカンアオイ、スントウカンアオイ、チゴカンアオイ、ヒメカンアオイ、ランヨウアオイ、ウスバサイシン、フタバアオイなどが挙げられています。中には学名登録されていない種もあるようですが・・。※ピンクは、富士市で確認されている種です。

カンアオイの仲間も、私にはとても難しい植物の一つです。

今日の記事は、ミスミソウの花後の様子を見に行った時見付けたものを集めてみました。

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葉の形(葉は広卵状楕円形で、基部は耳状に張り出す)から、ランヨウアオイと思われますが、左右で模様が違う・・。「ランヨウアオイは葉裏の脈上に毛を有する」とあります。次回は、それもチェックしなければ・・。

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葉の形はランヨウアオイのようですが、斑が一般的に見られるカントウカンアオイやオトメアオイに似ています。下り藤模様と呼べば良いのでしょうか?

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こちらもランヨウアオイと思われる葉の形で、亀甲模様です。カントウカンアオイやオトメアオイにも、これと似た亀甲模様の個体があります。葉の模様では、区別出来ませんね。

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亀甲模様の個体の花を撮ってみました。

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左はランヨウアオイのような葉形をしていますが、上のような艶がありません。右は、葉の形が違いますね。こちらは何でしょう?

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違う形の葉が並んで生えていました。左はランヨウアオイだと思いますが、右は?

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こちらも感じが違います。花を撮ってみましたが、地面に潜るように咲いていたため、こんな写真しか撮れませんでした。

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この個体には、裂片の先端部が尖った花が咲いていました。

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こちらの花は見頃でした。ランヨウアオイだと思います。

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それにしても花付が良い!

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ランヨウアオイの花は、「萼筒は、緑白色で縦の筋があり、萼裂片は三角状で赤褐色」とあります。

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こちらの花は、少し感じが違います。個体毎に変異があるようです。

この場所は、環境が適しているようで、彼方此方に掲載したような個体が生えていました。カンアオイ属は、花に同定ポイントがあるようです。まだ勉強不足で良く分かりませんので、花の解体撮影は控えました。

掲載したカンアオイ属の名前の分かる方、教えてください。

今日は、天気が悪いので、PCを使っての内職日です。目が疲れます。

季節だより観察会(かがみ石公園)

今日の午後は、今年度第一回目の「季節だより観察会」でした。

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今回の参加者も、熱心な方ばかりでした。私も、もっと勉強しなくては・・。

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目玉植物の一つ、オドリコソウです。この季節に咲くシソ科の花はいろいろありますが、その中でも大きな花で見応えがあります。場所によっては群生しますが、富士市内では限られた場所でしか出会っておりません。

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かがみ石公園は、滝川観音「妙善寺」と共に、常陸の国小栗城主小栗判官満重と照手姫の伝説の地です。この近くには、かぐやひめ伝説の竹取塚もあり、遠い昔に思いを馳せながら散策するのも楽しいものです。

右は、もう一つの目玉植物・・ヒロハコンロンソウです。

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こちらは、照手姫が化粧鏡の代わりにした石だそうです。水中にあるので、顔が歪んで見えないのかな?

コンロンソウとヒロハコンロンソウの違いは、葉の形もそうですが、葉柄の基部に耳状の付属体がある(耳状に茎を抱く)事で区別出来るそうです。一番顕著な特徴を撮り損ねましたcoldsweats01

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ヒロハコンロンソウの花をズームして見ました。

県内各地の山地に分布するとあります。富士市では、現在かがみ石公園とその付近での記録があるだけで、普通に見られる植物ではありません。

アブラナ科タネツケバナ属ヒロハコンロンソウ(Cardamine appendiculata Franch. et Sav.)。別名、タデノウミコンロンソウ。

上を向いて歩いていたら・・。

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マツバランを発見!新たに見付けた場所は、また町中です。この植物は、山が嫌いなのかな?

「季節だより観察会」は、富士ニュースの連載記事「季節だより」で紹介している自然について、実際に観てみる観察会で、毎月10日に行われます(諸事情により変更する事もあります)。
次回の季節だより観察会は、5月10日13時30分~、
富士山こどもの国入口集合です。興味ある方は、どなたでも参加出来ます。

クモラン(浜松市天竜区)

また、女子受けしない記事ですが・・coldsweats01

富士市でも、何ヶ所かでクモランの自生が確認されています。でも、こんな大株には出会った事がありません。

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凄いでしょ?この自生地は、昨年見付けました。

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ここでは、ウメの木に着生していました。今まで着生を確認した樹種は、ウメ、サクラ、カキ、トウヒの仲間(針葉樹)、西洋シャクナゲです。

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種が飛散していました。こちらではどうだろう?

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覆い被さるように生えていました。クモランは葉が無く、根で光合成を行っているそうです。

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平打ちの縮れ麺・・喜多方ラーメンのような感じですね。

ラン科クモラン属クモラン(Taeniophyllum glandulosum Blume)。

不気味な写真ばかりだったので・・。

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「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」・・八重咲のヤマブキには、実がつかないそうです。

イカリソウ

今日は良い天気でしたが、とても寒かった!数日前は、暑いくらいだったのに・・。

イカリソウの花が咲いていました。

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個体によって、葉の展開や開花に結構ずれがあります。

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この花は撮り難い!名前の由来となった錨のような形のせいですね。

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「中に蜜を溜めるため、距を突き出し・・」とあります。蜜が溜まっているのか確認しなくては・・。距はその他に、吸蜜に訪れる虫の足場にもなっているそうです。ラン科植物の唇弁と同じですね。

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斜め上から撮ってみました。手前の花で、上に見えるのは花弁ではなく内萼片です。隣の蕾を見ると、外萼片が付いていますが、開花すると脱落します。

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吸蜜にやって来たのは、蚊のようです。右のオシベと花柱の周りにあるのが、距を含めて花弁です。

メギ科イカリソウ属イカリソウ(Epimedium grandiflorum C.Morren  var. thunbergianum (Miq.) Nakai)。学名を調べてみると、イカリソウにはいろいろな種類があるようです。

ナシの花

昨晩は、台風のような暴風雨でした。今日も風の梅雨い一日でした。それに寒かった・・。

先日、久々に趣味の果樹・野菜畑に行って来ました。いろいろな果樹の花が咲いていましたので、梨の花を観察してみました。

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毎年沢山の花を咲かせます。

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梨の花は、同じ木でも花弁の枚数や形に変異があります。この花と下の花は、同じ木に咲く花です。

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雄蕊の先端に花弁のようなものが見えます。同じような花が、沢山見受けられました。面白いですね。

ナシは、一本では結実(受粉)しない「自家不和合性」と聞いたので、二本植えたのですが結実しない・・。果樹栽培の本を読んでみると、「他家不破合性」という他の品種であっても結実しない組み合わせがあるそうです。ここに植えたナシの品種は、私には分かりません。仕方ないので、別の木を植えてみようかな・・。

そして・・。

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こちらは、初めて蕾をつけた洋ナシ(ラフランス)の木です。一本しか植えてありませんので、やはり受粉しないのかな?

ついでに・・。

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姫リンゴの蕾です。昨年は、少しだけ結実しましたが、野生動物に食べられてしまいました。

野菜栽培も果樹栽培も、勉強しなくてはダメですね。試行錯誤していくしかありません。

カタクリ(富士宮市)

今日は、予報通り荒れた天気でした。農作物には、丁度良いお湿りですが・・。

昨年は、いろいろな植物の開花が遅れていたのに、今年は例年より早いように思います。希望していた県西部のカタクリ大群落へは行けませんので、近場のカタクリを見て来ました。

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何年かこの場所へ通っていますが、株数が増えて来たと思います。普通見るカタクリは、葉に暗紫色の模様がありますが、ホームセンターの園芸コーナーには、模様の無いものがありました。

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4人姉妹・・若草物語ですね。

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日に当たると、花被片は開き反り返る・・あまり早い時間帯だと、開いていない事があります。

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安曇野では、山菜として売られていました。個体数が豊富なんでしょうね。静岡県内では、保護区域以外で見る事は稀です。

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群生しているのも見応えがありますが、ポツンと咲く姿も良いですね。後ろに見えるのは、シュロソウの葉かな?

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花の見頃は過ぎていましたが、果実を見る事が出来ました。この果実はやがて上を向いてくると思います。カタクリの種子は、スミレなどと同じように蟻によって運ばれるそうです。蟻も役に立つ昆虫なんですね。

ユリ科カタクリ属カタクリ(Erythronium japonicum Decne.)。品種で、シロバナカタクリ(Erythronium japonicum Decne.  f. leucanthum (I.Yamam. et Tsukam.) Okuyama)も稀に見る事があります。

カテンソウ(富士宮市)

数か月間、ほったらかしだった「趣味の野菜畑」の草取りをしました。二ヶ所の休耕畑で手いっぱいでしたから、途方に暮れるほど草だらけ・・指と腰が痛い!

「カテンソウなんて、何処にもあるじゃないか。」なんて言われそうですが、我が家の周辺では見る事がありません。初めての出会いは、遠州森町でした。そして、次に出会ったのは富士宮市(旧芝川町)でした。

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生える場所には、このように群生しています。

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ここでは、湧き水の近くに生えていました。

カテンソウは、右のように雄花と雌花が別々の場所に付きます。ただ、図鑑には雌雄同株、または異株とあります。異株のタイプには、まだ出会った事がありません。

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雄花は、長い柄の先に付きます。

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雄花・・雄蕊は5個、花被片も5個。

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雌花・・葉の付け根(葉腋)に付きます。花被片は4個で、先端に剛毛があります。

イラクサ科カテンソウ属カテンソウ(Nanocnide japonica Blume)。

シロバナハンショウヅル(富士市)

今日も、暑いくらいの一日でした。どうなっているのでしょう?

再生休耕畑の入り口に生える、シロバナハンショウヅルの蕾を撮ってみました。

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初めてこの蕾を見た時、シロバナハンショウヅルとは分からずにいました。

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「白花ではなく緑花?」・・Web写真には、薄いクリーム色の花が掲載されていました。

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細かい毛が沢山見えますね。

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葉の切れ込みは、場所によって浅いものや深いものがあります。右は苗でしょうか?

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昨年咲いた花を掲載します。開花に連れて、4枚の萼片の色が徐々にシロバナと呼べるようになって来ました。

キンポウゲ科センニンソウ属シロバナハンショウヅル(Clematis williamsii A.Gray)。

◇少し勉強

植物目録の整理を行っていて、「日本維管束植物目録」及び「Ylist」で学名検索していました。ところが、「GreenList」というものがある事を教えて頂きました。これは、主に環境省による絶滅危惧種調査の基本台帳にするものとして作成されているもので、旧体系の新エングラー体系だけでなく、最新の分類体系であるAPGⅢに対応して、日本植物分類学会の会員有志により編纂されたものだそうです。Excelデーターとなっているのも有り難いです。早速ダウンロードしました。

ニリンソウとイチリンソウ

イチリンソウ、ニリンソウ、サンリンソウ・・似た名前の植物ですが、サンリンソウは県外でしか見た事がありません。静岡県では、南アルプスの亜高山帯で確認されているようです。富士山にも記録があるそうですが・・。

【ニリンソウ】

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花が二つ付く事からニリンソウの和名がつけられたそうです。でも、実際には、一輪、二輪、三輪の個体を見る事があります。

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キンポウゲ科のこの花も、花弁のように見えるのは萼片です。萼片の形や個数には変異が多く、それを観察してみるのも楽しいです。

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虫が蜜を吸っているようでした。

ニリンソウは、山菜として食べられていると書かれていました。キンポウゲ科なのに、有毒ではないのだろうか?調べてみると、やはりアルカロイドを含むようですが、含有量は僅かで火を通せば問題ないようです。でも、食べるのには抵抗があります。

キンポウゲ科イチリンソウ属ニリンソウ(Anemone flaccida F.Schmidt)。

【イチリンソウ】

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富士山南麓の落葉広葉樹林内では、点在して咲いているのを見かけます。ある程度、日差しの良い場所でないと、開花株が少ないようです。

こちらはその名の通り、一茎に一輪の花をつけます。へそ曲りの個体(一茎二花)が無いか探してみましたが、まだ見つけた事はありません。

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ニリンソウに比べて大きな花なので、一株でも見応えがあります。こちらは、多くのキンポウゲ科と同じく、全草にアルカロイドを含むそうです。

キンポウゲ科イチリンソウ属イチリンソウ(Anemone nikoensis Maxim.)。

◇呟き◇

デジイチのAutoで撮ったら、白飛びばかり・・ちゃんと勉強しないので、何時まで経っても進歩がありません。話しかけたら適正な設定になるカメラが発売されないかな・・。

スハマソウ?再び(富士市)

市内某所に生える、スハマソウと思われる植物の花を見て来ました。

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以前確認した株は8株でしたが、その上の急斜面に20株近い開花株を発見しました。良く見ると、未開花株も結構ありましたので、来年も期待出来ます。

ピンボケ写真が多いのは、コンデジの片手撮影のためです。少しバランスを崩すと、滑り落ちそうなところなので・・。

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絶壁のように切り立った場所にも咲いていました。上には登れませんので未確認ですが、分布状況を見ると、この群落の本家はその上にあるのではないかと思います。

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葯がピンクの個体。

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花弁状の萼片は、形もいろいろです。ここには、5個と6個の個体がありました。

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県内外で見たミスミソウに比べると、ずっと小さな花です。スハマソウは、花が小さいのだろうか?

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こちらは、葯が白いタイプ。

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金平糖のような子房が見えています。花弁状の萼片は、少し触れただけで落下してしまうものもありました。花は終盤を迎えているようです。

同定ポイントとして挙げられている葉を撮ってみました。

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前回掲載したものは、裂片の頂部がもう少し尖っていましたが、これらはかなり丸くなっていました。右端は、面白い形でしょ?

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若い葉は、毛が多い・・。

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花柄や葉柄にも毛が多い・・。スハマソウもケスハマソウも、若い内は毛が多いようです。スハマソウは、葉が古くなると毛が脱落するそうです。歳をとると毛が抜けてくるのは、人間と同じですね。

私は、スハマソウだろうと思っていますが、専門家の方に鑑定をお願いしました。結果が出次第、表題を訂正したいと思います。

キスミレ

久々に、県中部のキスミレを見て来ました。

【第一の場所】

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数年前、Webページで情報を知り、ダメ元でこの山に向かいました。一人歩きが主だった私は、詳細情報もなく行き交う人に聞くのも躊躇していました。

半分諦めかけて昼食をとった場所で、「不自然な獣道」を見付けました。「やけに人の踏み跡が多い。」植物観察はまだ初心者でしたが、渓流釣りの経験が役立ったようです。

この場所のキスミレは、その時に比べてかなり減少していました。主な原因は、現地を見ると容易に想像出来ました。

そして・・。

【第二の場所】

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こちらは、同じ山の少し離れた場所です。

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第一の場所より株数は少ないですが、日差しを浴びてとても元気そうでした。

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接写してみました。園芸種のビオラを思わせるような花ですね。

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この山では、ニオイタチツボスミレも良く見かけました。

初めてキスミレをブログに掲載した時、ある方からメールを頂きました。内容は公表出来ませんが、植物の保護に関して考えさせられる内容でした。

我が静岡県には、他にもキスミレの自生地(管理・保護地も含めて)があります。環境が合えば群生する(増殖の容易な)性質のスミレだと思います。その気になれば、自生地の分散・拡大は可能ですが、それをする事への問題点もいろいろあり、慎重な検討が必要だと思います。

スミレ科スミレ属キスミレ(Viola orientalis (Maxim.) W.Becker)。環境省RDBの指定はありませんが、静岡県では、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。

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