ミツガシワ
先日、下界へ降りたついでに、浮島ヶ原自然公園を覗いて来ました。
面白い花でしょ?白い髭が、この花を魅力的にしていると思います。
ミツガシワの花は、メシベの方が長い(長花柱花)と、オシベの方が長い(短花柱花)花があり、後者は胚芽が成熟しない(結実しない)そうです。
ミツガシワは、一般的に高地(寒冷地)の湿原などに自生しています。でも、暑さにも比較的強い植物のようです。平地にある筑波実験植物園の池でも、群生していました。
実は、我が家のミニビオトープにも、二株のミツガシワがあります。山間部なので、下界より目覚めが遅れていますが・・。
こちらは、上のミツガシワの兄弟です。2010年5月、田園地帯で群落を見付け、「この植物は、刈り取っても除草剤を散布しても枯れない」と言っていた地主さんから一株いただいて来ました。そして、昨年初花が咲きました。右がその時の葉柄や花柄の名残です。
こちらは、ある施設の管理者さんから、地上部の枯れた地下茎を頂いたものが、我が家にやって来ました。上の株に比べて節の間隔が長いですね。
ミツガシワ科ミツガシワ属ミツガシワ(Menyanthes trifoliata L.)。
学名は、メニアンテス・トリフォリアタ・リンネで良いのでしょうか?分類表を調べる時、読み方が分かると少しは楽になります。
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