バイカオウレン(富士市)
富士市植物目録には、コセリバオウレン、セリバオウレン、バイカオウレンの三種が記載されています。記載はされていても、出会う事は難しいだろうと思っていたバイカオウレンに出会えました。
昨年は、富士山北面や八ヶ岳の針葉樹林内で、バイカオウレンを見る事が出来ました。山梨県や長野県では、場所によってかなりの個体数を見る事が出来ますが、ここは極限られたエリアだけに生えていました。
時期が早いのかまたは時間の関係か、蕾と開き始めばかりでした。
綺麗に開いている花が一つありました。山の神様のご配慮に感謝です。白い花弁のように見えるのは萼片で、花弁は黄色い蜜腺に変化しています。キンポウゲ科は、こういう花が多いですね。
バイカオウレンの葉です。5枚の小葉の縁には、鋭い鋸歯があります。
キンポウゲ科オウレン属バイカオウレン(Coptis quinquefolia Miq.var.quinquefolia)
この辺りには、シイタケが沢山生えていました。魅力的なところです。
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