白い花
今季最後の不法投棄監視パトロール報告書は、作成してメールしました。その他にもPC作業があり、天気が良いのに殆ど室内で過ごしました。やっぱり屋外の方が良い!
今日の記事では、白い花を集めてみました。
【シロバナヒナスミレ】
葉を撮ってみました。このシロバナヒナスミレは、所有地に生えています。以前は20株を超えていましたが、樹木を剪定してから数が減り、絶えてしまったかと思っていました。ところが、まだ生き残っていたのです。大切に保護しなくては!
スミレ科スミレ属シロバナヒナスミレ(Viola tokubuchiana Makino var. takedana (Makino) F.Maek. f. albiflora Hayashi)
セントウソウは、比較的出会う事の多い植物ですが、この個体はなんか変・・。このように、葉の広いタイプをオオギバセントウソウと呼ぶそうです。
二つの花がくっついたような感じですね。花弁5個、雄蕊5個、柱頭が2裂しています。
同じ場所に生えていましたが、葉の形が違っています。左がオオギバセントウソウ、右が一般的なセントウソウの葉です。オオギバの形も様々でしたから、交雑しているのかも?
セリ科セントウソウ属オオギバセントウソウ/ヒロハセントウソウ(Chamaele decumbens (Thunb.) Makino f. flabellifoliata Y.Kimura)。
初めてこの花を見てから数年が経ちます。その時は、名前も分からずにいました。個体数が多かったので、外来種かと思っていました。名前をシコクハタザオ(アブラナ科ヤマハタザオ属)と教えて頂きました。
学名を調べると、Arabis serrata Franch. et Sav. var. shikokiana (Nakai) Ohwiとなっていました。Arabis serrata Franch. et Sav.はフジハタザオの学名ですから、フジハタザオが母種とされているようです。フジハタザオの仲間は、変異が多いそうで、図鑑の特徴を見ても私には良く分かりません。
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