不法投棄監視パトロールで出会った植物(3月)②
間に一記事入ってしまいましたが、不法投棄パトで出会った植物の続きです。
ヤナギの仲間も名前が良く分かりません。これは、ネコヤナギで良いのでしょうか?かなり大きな木でした。
ヒノキの林床で見つけたシラガゴケの仲間・・オオシラガゴケ?老眼にも、白っぽい苔は目につきます。
姿を現し始めたばかりのリュウノウギクとニリンソウです。このエリアで、ニリンソウに出会うのは稀です。
リンドウとスゲの仲間の花です。スゲの図鑑が発売されていましたが、私には分かり難い植物です。
こちらは、数年前から注目している植物です。このエリアで見付けた時から、気にして林床をチェックしています。ハクウンランに似ていますが、分布の様子から見てヤクシマヒメアリドオシランだと思います。
根を確認してみました。ハクウンランやヤクシマヒメアリドオシランは、根が退化していて菌への依存度が高い植物だそうです。
こちらにも・・。ミヤマウズラやベニシュスランは、環境によって斑や葉色に変異があります。
この双葉の植物は、サカネラン属フタバランの仲間だと思います。この標高で出会った事のあるフタバランは、ヒメフタバランとアオフタバランです。まだ小苗のようなので、もう少し成長しないと分かりませんが、葉の形などからアオフタバランではないかと思っています。
見た事の無い植物を求めて、他地域を探索するのも楽しいですが、自分の住む県内・市内で希少種と出会うのも嬉しいものです。
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