シュンラン開花
このところ、暖かい日が続いていたので、近くに生えるシュンランの様子を見て来ました。
比較的、身近で見る事の出来る野生ランですが、東洋ランらしいその姿を気に入っています。
強風で倒れたのか、上を向いて寝ている花がありました。通常は俯き加減に咲いているので、反則技を使わないと花の中が撮れません。可哀そうだけど、観察するのにちょうど良い・・。
薄黄色の花粉塊が良く見えています。ランの唇弁はポリネーターの足場になるそうですが、そのまま伸びないで巻き込んでいるのはどうしてでしょう?補強のため?
萼片や花弁の色、唇弁の斑紋なども、良く観察すると個体毎に変異があって面白いです。
早春に咲くシュンラン・・その和名がぴったりの野生ランだと思います。
ラン科シュンラン属シュンラン(Cymbidium goeringii(Rchb.f.)var.goeringii)。
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