ホソバオオアリドオシ(ホソバニセジュズネノキ)
再生休耕畑のヒノキエリアに、アリドオシ属が生えていました。実生で増えたのか狭い範囲に十本ほど見受けられました。
富士市では、アリドオシ、ジュズネノキ、ホソバオオアリドオシ(ホソバニセジュズネノキ)・・三種のアリドオシ属が記録されています。
葉が細長く棘も確認出来ます。
①アリドオシは、葉が短く刺の長さが葉の1/2より長いものがある。②ジュズネノキは、根が数珠状で、葉が大きく刺がほとんどない。③ホソバオオアリドオシは、葉が細長く、棘が葉の長さの1/3以下で、根が数珠状にならない。・・等の違いがあるそうです。
根を掘って確認しておりませんが、これはホソバオオアリドオシ(ホソバニセジュズネノキ)だと思います。
こちらは、これから赤くなるのでしょうか?
今迄、ホソバオオアリドオシ(ホソバニセジュズネノキ)は、鎮守の森でしか見た事がありません。それも、最近では、シカの食害に遭って絶滅の危機に瀕しています。ヒノキエリアに、食害対策をして保護しようと思っています。
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