2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« ミスミソウ② | トップページ | 長閑な一日 »

2018年2月17日 (土)

ハナワラビ属(オオハナワラビ?)

私には、とても難しい羊歯の仲間です。図鑑を見て、予想してみましたので、間違っていたら教えてください。

Zimg_2294

ハナワラビの仲間(ハナヤスリ科ハナワラビ属)が沢山生えていました。こんな光景が彼方此方で見られ、ざっと数えただけで、100本を優に超えていました。

Zimg_2274 Zimg_2278 Zimg_2283

近くで良く見るフユノハナワラビに比べて、かなり大きい・・。

Zimg_2281g

この写真では分かり難いですが、胞子葉や栄養葉の茎(葉柄)に微毛が生えていました。

Zp2150757 Zp2150758 Zp2150760

胞子はもう飛散した後のようです。

Zimg_2291 Zp2150754z

栄養葉の先端部が尖っていました。

フユノハナワラビは・・。

Zp2170787 Zp2170764

葉の縁が鈍鋸歯で葉先も尖っておりません。

手元の資料では、富士市で記録されているハナワラビ属は、ナガホノナツノハナワラビ、ナツノハナワラビ、オオハナワラビ、フユノハナワラビです。

ナガホノナツノハナワラビとナツノハナワラビは、春芽生え秋に枯れるそうですから除外して、葉の先端が尖っていますから、オオハナワラビではないかと思います。また茎や葉柄に微毛が生えていましたので、こちらもオオハナワラビの特徴と一致しています。

オオハナワラビだとすると、米倉浩司著「日本維管束植物目録」に記された学名は、Botrychium japonicum(Prantl)Underw.var.japonicumとなります。

被子植物もそうですが、特に羊歯植物は科・属、学名が図鑑によって様々です。地域に生える植物目録を整理していて悩んでしまいました。そこで、今後、このブログに登場する科・属・学名は、米倉浩司著「維管束植物分類表」並びに「日本維管束植物目録」を参考にする事としました。

素人を悩ませないような分類に、統一してほしいものです。

« ミスミソウ② | トップページ | 長閑な一日 »

植物観察」カテゴリの記事

苔と羊歯」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ハナワラビ属(オオハナワラビ?):

« ミスミソウ② | トップページ | 長閑な一日 »