コケとシュンラン
地域に生える種子植物も分からないものばかりですが、胞子植物の羊歯や苔は更に難しく、私には殆ど分かりません。
今日は、教えて頂いたコケ植物を少しだけ掲載します。名称の聞き間違いがあるかもしれません。違っていたら、ご容赦を・・。
富士山麓で、幾度も目にして来たヒムロゴケです。右のような乾燥した状態ばかり見ていたので、湿っていると違う苔のように思えます。乾・湿状態で全然違って見える事も、苔の難しいところだと思います。
こちらは、ウチワゴケです。地域変異もあるそうですが、「ごく普通に見られる」とありました。私には、普通に出会える機会は少ないように思います。
名前の由来となった丸い蒴(胞子嚢)です。蒴が緑色の状態も綺麗です。
フトリュウビゴケに、右はツルチョウチンゴケでしょうか?
日本には、約1,800種の苔があり、200種ぐらいが絶滅の危機に瀕しているそうです。1,800種・・富士市で確認されている種子植物の種類と同じくらいです。
苔を検索していると、アクアリュームやテラリュームといった栽培の記事が多く見られます。水の中に入れても育つものが多いようです。沈下型の抽水植物のようですね。
緑色の萼片が姿を現していました。開花が楽しみです。シュンランは、比較的身近で見る事の出来る野生ランですが、面白い性質を持っているようです。植物の世界は、身近なところにも不思議がいっぱいです。
ラン科シュンラン属シュンラン(Cymbidium goeringii(Rchb.f.) Rchb.f. var.goeringii)。
« 春を告げる花と葉 | トップページ | 山間部と田園地帯の植物 »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「苔と羊歯」カテゴリの記事
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- ヒメミズワラビ(2020.11.06)
- 遠州路で気になった植物②(2020.11.03)
- 菩提寺のヒトツバ属(2020.05.15)
- 菩提寺で見たシダ植物(2020.03.11)
「野生蘭」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- 晩秋の着生ラン(2020.11.28)
- クロヤツシロラン果実の頃(2020.11.10)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 土通草(ツチアケビ)三度(2020.10.18)
コメント