冬のキノコ
今日は、予報通り雨でしたが、こんなに降るとは思いませんでした。萌の夕方散歩の時は、風も強く大変でした。幸い、真冬と思えないような暖かな日でしたから、萌はシャワーを浴びながらの散歩でした。帰宅したらちゃんと拭いてあげましたよ。全天候朝夕散歩なのでたまりません。時々休ませてほしい・・。
散歩の途中で見かけるキノコを、持ち帰って撮ってみました。「冬の・・」と書きましたが、年中生えています。
【キヒラタケ】
キヒラタケが雨に濡れて、綺麗な色に変身していました。乾燥しているともっと白っぽく見えます。
スギの枯れ木に生えていました。似たキノコに、ヒメシロカイメンタケがありますが、シックイタケの方が孔口が小さいそうです。
ここまでは、キノコの師匠に名前を教わりました。
裏面が多孔質なので、カワラタケの仲間でしょうか?ヒダ状ならカイガラタケの仲間?
こちらには、赤ちゃんが姿を現していました。
キノコが登場したついでに、ヤツシロラン類の実生実験容器を覗いてみました。
【アキザキヤツシロラン実生床】
アキザキヤツシロランは、花柄や果実も姿を消しましたが、菌糸はご覧のように繁殖を続けています。
当初、竹の部材は乾燥しやすく、菌糸が成長してくれなくて悩みました。部材の状態が良すぎた(腐食が足りなかった)のだと思います。
実生床になるか、まだ分かりませんが・・。こちらも、乾燥しやすく思案中です。あまり湿らせても菌子は成長してくれません。でも、良く見ると乾燥気味ながら菌糸が成長しているところもあります(右)。マメに様子見するしかありません。
常緑広葉樹の落ち葉や小枝の部材の下には、赤玉土を敷いてあります。菌糸は、葉よりも小枝や根に生えるようです。この菌糸は、スギの球果にも生えるだろうか?別の容器で実験中です。
今日は一日中、データー入力を行いました。歳のせいもあって、長時間モニターを眺めるのがだんだん辛くなって来ました。
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