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2018年1月 6日 (土)

イヌマキと着生ラン

庭木の剪定をしていた時、イヌマキの木を見ると・・。

Ap1060731 Ap1060736

これは蕾ではないでしょうか?

イヌマキは雌雄異株で、「雄花は前の年の枝に多数つき穂状で垂れ下がり、雌花は1 cmほどの柄の先に小さな包葉があり、その中の1つが伸びて、その先端部に胚珠を含む。」とあります。これは雌花・・我が家のイヌマキは雌株のようです。

今まで、花を見た事はありませんでした。開花が楽しみです。

Ap1060808 Ap1060802

イヌマキには、ノキシノブ(シダ)の他、いろいろな苔や地衣類などが着生しています。名前は分かりませんが・・。

樹皮は乾燥すると、右のように捲れて剥がれ落ちます。

Ap1060801 Ap1060792

着生する苔類もいろいろ・・。

Ap1060776 Ap1060775

こちらは地衣類のようです。

このイヌマキには、野生ランを着生させてあります。

Ap1060751 Ap1060752

鎮守の森で拾ったムギラン。乾燥する冬は、バルブがシワシワになります。

Ap1060759 Ap1060778

左は、枝垂桜に着生していたヨウラクランの一部を移植したものです。本家よりも、沢山の花をつけます。

右は園芸店で買ったフウラン(富貴蘭)で、豆葉のタイプです。イヌマキに野生ランを着生させてみようと思う切っ掛けになったのは、森町の友田家で見たフウランでした。イヌマキととても相性が良いと思ったからです。

Ap1060764 Ap1060762

こちらは、ヨウラクランとフウランの根です。

Ap1060740

樹皮の剥がれを縫うように伸びていました。

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近くの落葉広葉樹林で、伐採された木から救済したカヤランです。なんとか根が伸びて来たようです。

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こちらは、父親が栽培していたセッコクを株分けしたものです。着生ランの中では、一番早く根を伸ばします。

着生ランは、樹種との相性があるようですが、イヌマキはどれとも合うようです。

※私は、この木をイヌマキと思っていますが、そっくりな木でラカンマキという樹種があるそうです。機会があったら、ちゃんと学びたいと思っています。

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