イヌマキと着生ラン
庭木の剪定をしていた時、イヌマキの木を見ると・・。
これは蕾ではないでしょうか?
イヌマキは雌雄異株で、「雄花は前の年の枝に多数つき穂状で垂れ下がり、雌花は1 cmほどの柄の先に小さな包葉があり、その中の1つが伸びて、その先端部に胚珠を含む。」とあります。これは雌花・・我が家のイヌマキは雌株のようです。
イヌマキには、ノキシノブ(シダ)の他、いろいろな苔や地衣類などが着生しています。名前は分かりませんが・・。
こちらは地衣類のようです。
鎮守の森で拾ったムギラン。乾燥する冬は、バルブがシワシワになります。
左は、枝垂桜に着生していたヨウラクランの一部を移植したものです。本家よりも、沢山の花をつけます。
右は園芸店で買ったフウラン(富貴蘭)で、豆葉のタイプです。イヌマキに野生ランを着生させてみようと思う切っ掛けになったのは、森町の友田家で見たフウランでした。イヌマキととても相性が良いと思ったからです。
近くの落葉広葉樹林で、伐採された木から救済したカヤランです。なんとか根が伸びて来たようです。
こちらは、父親が栽培していたセッコクを株分けしたものです。着生ランの中では、一番早く根を伸ばします。
着生ランは、樹種との相性があるようですが、イヌマキはどれとも合うようです。
※私は、この木をイヌマキと思っていますが、そっくりな木でラカンマキという樹種があるそうです。機会があったら、ちゃんと学びたいと思っています。
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