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2018年1月 7日 (日)

菩提寺のソテツ

今日は、穏やかな一日でした。午前中、菩提寺へ法事の予約に行って来ました。半年以上先になりますが、昨年末「できるだけ早めに」と言われていたので、今日お願いして来ました。

菩提寺には、興味深い植物がいろいろ植えられています。今日はその一つ、ソテツ(裸子植物ソテツ科ソテツ属)を観察してみました

Ap1070870_2 Ap1070869_2

結構大株で、立派でしょ?

Ap1070895

実(種子)が生っていました。雌雄異株だそうですから、こちらは雌株という事になります。

Ap1070857 Ap1070893

種子は、生育すると朱色に色付きます。

A1515316553

こちらは、雌花の下に落ちていたものです。

「メシベを個々に見ると、上半分は羽状複葉の葉が縮んだ形、下半分の軸には左右に胚珠(種子植物の種子になる部分)が並ぶ。」とあります。左がメシベで、右が胚珠・・種子の赤ちゃんのようです。

Ap1070897 Ap1070898

左は、胚珠が成熟しないまま枯れてしまったのでしょうか?

朱色の種皮が剥がれると、イチョウの種子(ギンナン)が大きくなったような感じです。以前、2~3個拾って蒔いてみました。ちゃんと発芽して、可愛い葉が姿を現しましたが、冬に屋内へ取込むのが遅れて枯れてしまいました。山間の地では、屋外栽培は難しいようです。

雄花の観察もしてみたいと思っています。マメに、寺通いしなくては・・。枯れかかった時に鉄くぎを打ち込むと蘇るという伝承から「蘇鉄」の名が付いたそうです。本当だろうか?

ついでに・・。

Ap1070878 Ap1070882

でこぼこしたソテツの幹に着生していたのは、冬に葉が枯れているので(落葉性/夏緑性)、シノブでしょうか?

Aimg_0936_2

こちらは、12月23日に静岡市の八幡神社で見つけたものです。常緑のようなので、トキワシノブだと思います。上(シノブ)の方が、葉が薄くて繊細な感じがしますね。

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