キンチョウ(錦蝶)
打ち合わせで下界に降りたついでに、防潮林を覗いて来ました。
クロマツの赤ちゃんです。潮風を防ぐような大きさになるのには、どれくらいの歳月がかかるのでしょう?
「凄い!」多肉植物の仲間のようです。紅葉しているのか、堆積したマツの葉と似た色彩なので、遠目で見ると気付きません。
花の咲いている株もありました。右は、地際に咲いているのではなく、長い茎が横倒しになっていました。
こちらは模様が無く色も違う・・。変異種だろうか?それとも寒さで枯れかかっているのかな?
コンデジで接写してみました。
防潮林南端の、日当りの良いところにだけ生えていました。それにしてもおびただしい数です。
帰宅して調べてみると、これはベンケイソウ科ブリオフィルム属(またはカランコエ属)キンチョウ(Bryophyllum delagoense)という植物のようです。マダガスカル原産の多肉植物だそうです。
「葉の先端に不定芽を付け、気根を下垂させるが葉が成熟するとこれが子株となり落下し繁殖する。落下した不定芽は根を地中に伸ばし雑草のように増える」とあります。温暖な気候が続けば、増える一方ですね。
« 冬のキノコ | トップページ | 防潮林の植物(富士市) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
コメント