ダイモンジソウの果実・種子観察
今朝は、今冬一番の寒さでした。萌の朝散歩は、手袋をしていても指先が痛くてたまりませんでした。ヒートテックの手袋でも買わなくては・・。
今日の記事は、ダイモンジソウの果実と種子の観察です。
果実は、アニメのキャラクターのような形です。2個ある花柱が角のようですね。稀に花柱が3個ある個体も見かけます。
果柄(花柄)には、腺毛があります。熟すと花柱の間が裂け、種子が撒かれます。
果実(鞘)を裂いて見ると、とても小さな種子が出て来ます。ズームしなければ、種子と分からないくらいです。
標本用のビニル袋に入った、ランの種子と比べてみました(ブレてしまいました・・)。
ダイモンジソウはこのような微細種子です。微細種子は好光性のものが多いそうです。光発芽種子と呼ばれ、光の照射を発芽の条件とする植物の種子だそうです。
果実を採取して、山野草土を敷き詰めた器に(土に埋めずに)置いたところ、沢山の発芽が確認出来ました。Web検索しても分かりませんでしたが、ダイモンジソウは光発芽種子だと思います。
今迄は、こんなことを考えた事はありませんでしたが、野菜を種蒔きから育てるようになって少しずつ学ぶ気になりました。
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