アオキ(裏庭植物園)
今日の午前中は、小雨のぱらつく時間帯もありました。少し前の予報では、雨は明日降るはずでしたが・・。
ブログネタが切れて来たので、裏庭植物園のアオキを観察してみました。
こちらは、変色中。アオキは、雌雄異株なので、これらは雌株ですね。
果実の中を撮ってみました。果肉の中には1個の種子が入っています。実生発芽率は高いようで、彼方此方に小さな苗が生えています。挿し木でも良く発根するし、増やすのが楽な植物です。
見比べると、葉もいろいろです。こちらは鋸歯のあるタイプです。同じ株でも鋸歯の深さに違いがあります。
こちらは鋸歯が無いか殆ど目立たないタイプです。しかも、斑入り葉に細葉ですね。斑は、実生でも引き継がれるようで、近くに小さな株も見受けられます。
アオキの葉や若い枝先は、シカの食害に遭います。美味しいのかと思ったら、苦味健胃作用があるそうです。キハダなどと同じように、シカにとっても健胃薬なのかな?
ところで・・。
紅葉した葉が目につきました。まだ小さな株ですが、これって、ナナカマドではないでしょうか?植えた覚えはないし、野鳥によって種子が運ばれて来たのか、それとも、私の靴底に挟まった種子が、富士山の亜高山帯からやって来たのかもしれません。大切に育てようと思います。
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