再生休耕畑の野鳥観察
一年前の今頃は、休耕畑も巨大化した茶ノ木や笹で覆われていました。再生作業の開始当初は、ジョウビタキやルリビタキ、ガビチョウ、キジバト、キジ、コジュッケイなどいろいろな野鳥がやって来ました。茶ノ木の枝には、幾つかの巣もありました。孤独な作業の合間に、これらの野鳥の訪問にはとても癒されました。
再生休耕畑は、この木の後ろ側の下段にあります。時間帯によって、一部が日陰になるため、地主さんに頼んで切らせてもらう事にしました。
樹木の殆どがヒサカキです。そして厄介なのが、蔓性の植物が絡みついている事です。伐採した時、どちらに倒れるか分からない事と、民家が近い事からチェンソーではなく、鋸で切る事にしました。
アオツヅラフジです。果実は、食用になるエビヅルに似ていますが、こちらは有毒です。雌雄異株だそうですから、これは雌株という事になります。
スイカズラです。こちらもかなり太い蔓になります。
アオツヅラフジもスイカズラも、果実が野鳥の餌になっているようですから、野鳥達には申し訳ない事をしました。
伐採作業中、近くの桜の木に野鳥の群がやって来たので撮ってみました。
小さな野鳥なので、高倍率のコンデジでなければ撮れません。右は、ジョウビタキのオスです。ジョウビタキは人懐っこく、直ぐ近くまでやって来ます。
裏庭植物園にあった野鳥の巣です。左は上横から入るような構造で、右の巣とは違っていました。毎年、2~3個は巣を作ります。巣の製作者は、どんな野鳥だろう?
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