2017年の思い出③
気になった野生ラン、続きです。
昨年、沢山見かけたキバナノショウキラン・・今年は不作だと思っていたら、驚くような大株が生えていました。
こんな大株と出会う機会は、もう無いと思います。
そして、一度は出会いたいと思っていた別のショウキラン属にも、出会う事が出来ました。
シナノショウキランです。こちらの方が、キバナの名にふさわしい感じですね。
こちらも、シナノショウキランだと思いますが、他の個体に無い褐色の色素が気になりました。もしかしたら交雑種?
こちらも出会いたいと思っていた野生ランです。少し前に登場したナギの葉に似ている事から、ナギランと名付けられています。
ラン科シュンラン属。共生菌への依存度が高いそうですが、シュンランの仲間です。
そして、県東部に記録はあっても、出会えないと思っていた富士市でも・・。
小雨降る林内を歩いていると、その足元にナギランの花が咲いていました。もう少し後だったら花が落ちて気付かなかった事でしょう。
更にその近くで、ナツエビネを発見!実は、この株には以前出会っていました。普通のエビネかと思っていたのですが、季節外れの蕾を見付けてそれと分かりました。
この野生ラン・・アオチドリとも、久々の出会いです。私の探索範囲では、出会う事は極稀です。
60Hzエリアで出会った、カゲロウランです。温暖化のせいで自生地が広がっているそうです。
野生ランは、これでお終いです。
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