不法投棄監視パトロールで出会った植物②
続きです。
愛鷹林道から見上げる尾根には、このようにススキの生えているところもあります。幼い頃出会ったあの植物が、秘かに生き続けているかも?
霜の化粧をしたツルリンドウです。低地から標高の高い所まで、広範囲で見かけます。
クローバーに似ているけど、これは○○ハギ?氷の結晶はいろいろな形になりますね。
左はイワナンテンだと思います。右はトウヒ属のようです。周辺には見当たりませんから、もっと標高の高いところから種子が飛んで来たようです。
これ、何だと思いますか?アザミの茎です。結構水分を含んでいるようですね。
下界で見るものより葉が細めなトウゲシバです。左は無性芽、右は胞子嚢です。無性芽でも子孫を増やせるそうです。ユリのムカゴのようですね。トウゲシバは、加齢による記憶力や、認識力の低下に効果のある成分を含むそうです。
こちらは、ミヤマシキミです。蕾が出来ていました。他の自生地と違い、比較的日当たりの良い場所に生えていました。
キッコウハグマとボタンヅルのドライフラワーです。ボタンヅルは、葉を見て判断しました。
こちらは、ハンショウヅルのドライフラワーです。あまり出会えませんので、一房標本に頂いて来ました。
ちょっとコクサギの果実と似ているのは、マツカゼソウです。ドライフラワーになったものと、右のようにまだ緑のものがありました。
花の無い季節でも、林道探索は楽しいものです。でも、とても寒い!
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