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2017年12月20日 (水)

ハクモクレンの木

ハクモクレンの葉が、隣の茶畑に落ちるので、落葉前に思い切って剪定しました。

Apc200123 Apc200127

モクレン属は樹勢が良く、剪定しても彼方此方から小枝が伸びて来ます。早春になると蕾の先端が北を向くようになる「方向指標植物/コンパスプラント」の仲間だそうです。

Apc200150 Apc200128 Apc200139

中央辺りが腐り、樹洞になっています。右は、細い枝が上の太い枝に合着したものです。

Apc200134 Apc200142

葉が一枚残っていました。ハクモクレンの葉は、モクレン属の中では一番大きいそうです。また、「葉の肩幅が広く、先端が急に細くなって短く尖り、基部が円い独特の形で、見分ける。」と書かれていました。

右は、幹の途中から出て来た芽です。蕾と同じく、シルクのような毛を纏っていて暖かそうですね。

着生している苔や地衣類を撮ってみました。

Apc200118 Apc200116

これはタチヒダゴケだと思います。

Apc200178 Apc200181

こちらは分かりません。左の下の方に写っている蒴は、ヒナノハイゴケのようですが・・。

Apc200143 Apc200147

こちらも分かりません。沢山の蒴(胞子嚢)が見えます。

Apc200135 Apc200133

地衣類もいろいろ・・。黒い虫のような模様があるのは、モジゴケの仲間のようです。

Apc200130 Apc200159

左は、モジゴケの仲間をズームしてみました。見方によっては、不気味ですね。右は、分かりません。

すぐ隣のウメの木には、ウメノキゴケの仲間が着生していました。でも、モクレンには見当たりません。ウメノキゴケの仲間は、ウメやサクラ、カキなどに着生しています。樹皮の滑らかなハクモクレンは苦手なのかも?

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コメント

雪ん子さん、今晩は!
私も記事は拝見しているのですが、コメントはご無沙汰しております。
そちらは雪景色のようですね。
静岡は雨が降らなくて、困っています。
野菜のために、少しは降ってもらいたいのですが・・。
技術屋から一転して、慣れない野菜栽培を初め、試行錯誤の毎日です。

こんばんは、ご無沙汰して・・・ m(_ _)m
相変わらず黙々と植物観察なさっておられますね。
妙高は既に雪に覆われて・・・各種活動もみな修了!してしまいました。

私も今日、偶然にもハクモクレンの写真をUPしたんですよ。
「方向指標植物/コンパスプラント」初めて知りました。
一つ利口になりました、来春の観察会の時に話題の一つにしたいと思います。

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