ハクモクレンの木
ハクモクレンの葉が、隣の茶畑に落ちるので、落葉前に思い切って剪定しました。
モクレン属は樹勢が良く、剪定しても彼方此方から小枝が伸びて来ます。早春になると蕾の先端が北を向くようになる「方向指標植物/コンパスプラント」の仲間だそうです。
中央辺りが腐り、樹洞になっています。右は、細い枝が上の太い枝に合着したものです。
葉が一枚残っていました。ハクモクレンの葉は、モクレン属の中では一番大きいそうです。また、「葉の肩幅が広く、先端が急に細くなって短く尖り、基部が円い独特の形で、見分ける。」と書かれていました。
右は、幹の途中から出て来た芽です。蕾と同じく、シルクのような毛を纏っていて暖かそうですね。
こちらは分かりません。左の下の方に写っている蒴は、ヒナノハイゴケのようですが・・。
地衣類もいろいろ・・。黒い虫のような模様があるのは、モジゴケの仲間のようです。
左は、モジゴケの仲間をズームしてみました。見方によっては、不気味ですね。右は、分かりません。
すぐ隣のウメの木には、ウメノキゴケの仲間が着生していました。でも、モクレンには見当たりません。ウメノキゴケの仲間は、ウメやサクラ、カキなどに着生しています。樹皮の滑らかなハクモクレンは苦手なのかも?
« 萌の散歩道の植物観察 | トップページ | 無事だったイチヨウラン(富士市) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「苔と羊歯」カテゴリの記事
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- ヒメミズワラビ(2020.11.06)
- 遠州路で気になった植物②(2020.11.03)
- 菩提寺のヒトツバ属(2020.05.15)
- 菩提寺で見たシダ植物(2020.03.11)
雪ん子さん、今晩は!
私も記事は拝見しているのですが、コメントはご無沙汰しております。
そちらは雪景色のようですね。
静岡は雨が降らなくて、困っています。
野菜のために、少しは降ってもらいたいのですが・・。
技術屋から一転して、慣れない野菜栽培を初め、試行錯誤の毎日です。
投稿: やまぶどう | 2017年12月21日 (木) 17時59分
こんばんは、ご無沙汰して・・・ m(_ _)m
相変わらず黙々と植物観察なさっておられますね。
妙高は既に雪に覆われて・・・各種活動もみな修了!してしまいました。
私も今日、偶然にもハクモクレンの写真をUPしたんですよ。
「方向指標植物/コンパスプラント」初めて知りました。
一つ利口になりました、来春の観察会の時に話題の一つにしたいと思います。
投稿: 雪ん子 | 2017年12月20日 (水) 21時56分