ジャノヒゲとヤブラン
家の周りに、赤い果実の目立つ時期です。センリョウ、マンリョウ、ナンテンなど・・。そこで、今日の記事は青と黒の実(種子)をつけるジャノヒゲとヤブランを観察してみました。
左がジャノヒゲ、右がヤブランです。葉の密度、葉幅が違います。ジャノヒゲの葉は、10~20cmとあります。写真のものは、葉が30cm以上ありますので、ナガバジャノヒゲだと思います。
葉を並べてみました。中央の太いのがヤブラン、背景がジャノヒゲです。
左がジャノヒゲ(濃青紫色)、右がヤブラン(黒色)の実です。図鑑には、「果皮が早く落ち、種子が果実のように見える」とあります。ジャノヒゲもヤブランも同じだそうです。果実と思っていたのは種子でした。
ジャノヒゲの種子は、葉に隠れたように生っていますが、ヤブランは表面に露出しています。前者の種子は、野鳥などに見つけられ難いと思うのですが・・。
こんな種子が出て来ました。左の大きい方がジャノヒゲで、右がヤブランです。
ヒマラヤユキノシタの花が咲きました。寒風吹き荒ぶ季節に咲く暖色系の花は、とても有り難いですね。
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