林道脇の植物観察(静岡市某所)
世間では三連休・・紅葉見物で、彼方此方混雑しています。混雑は苦手なので、混み合う事の無い林道を走ってみました。
風になびくススキの穂がとても綺麗でした。
こちらは、赤褐色の冠毛の色が更に濃くなっています。花も終盤を迎えているようです。
ウメガサソウとミヤマウズラが、並んで生えていました。
ミヤマウズラは、子株が点々と生えていました。実生で増えたもののようです。
ウメガサソウは、沢山見られました。果実のドライフラワーが幾つかありましたので、花の季節が楽しみです。
こちらが、ドライフラワーです。ウメガサソウは、ツツジ科(旧イチヤクソウ科)ウメガサソウ属に分類されています。
近くには、同じくツツジ科のイチヤクソウ属・・イチヤクソウが生えていました。
ウメガサソウもイチヤクソウも、葉緑素を持ち光合成を行いますが、菌へも依存している部分的菌従属栄養植物だそうです。ラン科植物のように微細種子を作り、共生菌の助けを借りて発芽するそうです。植物の世界は不思議がいっぱいですね。
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