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2017年11月26日 (日)

つくば蘭展④

「まだ続くのかよ?」・・これで最後です

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唇弁に髭の生えているランは、何処か引き付けられるものがあります。ブラッサボラ・ディグビアナ(Brassavola digbyana)またはリンコレリア・ディグビアナ(Rlyncholelia digbyana)・・中央アメリカ原産です。

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名前が分かりません。橙色の唇弁がとても目立っていました。

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こちらはとても小さな花です。左はオルニトフォーラ・ラディカンス(Ornithophora radicans)・・ブラジル原産の着生ランだそうです。唇弁の形がアクセサリーのようですね。

右は、マラクシス・バンカノイデス(Malaxis bancanoides)。Web検索すると、熱帯性淡水魚などの水草として掲載されていました。ジュエルオーキッド(宝石蘭)と呼ばれ、水草として栽培される事もあるようです。

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こちらも名前が分かりません。右はミルトニアの仲間でしょうか?

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左は、バルボフィラム・グランディフローラム(Bulbophyllum Grandiflorum)。見えているのは萼片でしょうか?唇弁は見えていないようです。ラン科植物の多くは唇弁が目立つのに、この花は珍しいですね。

右はとても背の高い花茎でした。上に敷設されているケーブルトレイにつきそうです。名前は分かりません。

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日本のランもありました。左はヘツカラン(Cymbidium dayanum Reichb. F.)・・鹿児島県などに自生する着生ランです。環境省RDBで、絶滅危惧ⅠA類(CR)に指定されています。

右は、何年振りかで出会ったカンラン(Cymbidium kanran)です。花は地味ですが、洋ランに劣らないとても良い香りがしました。我が静岡県にも、まだ自生しているそうですが・・。環境省RDBで、絶滅危惧種ⅠB類(EN)に指定されています。

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こちらはツルラン(Calanthe triplicata)です。図鑑でしか見た事が無く、初めての出会いです。日本では、九州南部や沖縄などに自生するそうです。環境省RDBで絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています。エビネの仲間ですから花も似ていますね。

つくば蘭展の記事はこれでお終いにします。山野を歩いても出会う事の出来ない植物を見られる場所があると良いですね。私も、もう少し歳をとれば山野も歩けなくなります。そんな時に、こういう植物園があると嬉しいです。静岡県にも造ってくれないかな・・。

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コメント

ピテカン&カッパさん、今晩は。

山口さんの「珍奇な昆虫」という本を買って来ました。
会場でご本人の説明も聞いて来ましたよ。
とても興味深かったです。

論文に使われたカマドウマの写真は、インターバルカメラやセンサーカメラで撮ったものだと思います。
実際に食べている場面には、出会った事がありません。
キバナノショウキランの果実の食痕などから、バッタの仲間かも知れないと思ってはいたのですが・・。
ホームグラウンドを研究対象にした、素晴らしい論文が発表されてとても嬉しかったです。

こんばんは。
ご無沙汰しております。

こちらの記事で、「つくば蘭展」のことを知り、25日に行ってきました。
シマクモキリソウを始め、世界各地のランがたくさん展示されていましたね。
25日は、山口 進さんの講演会があり、
ランとポリネーターの昆虫の大変興味深いお話を聞くことができました。

カマドウマと寄生植物の関係の研究についての、神戸大学のHPの詳しい解説を見ましたが、
そこに掲載されているカマドウマが摂食している写真は、
ひょっとしてヤマブドウさんが撮られた写真でしょうか~・・?

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