季節だより観察会(西臼塚)①
今日は、富士自然観察の会さん主催の「季節だより観察会」に、参加させていただきました。今回の観察場所は、西臼塚でした。
皆さん、童心に返って楽しんでいました。私?遠くから見ていてだけ・・。
和紙の原料として知られているミツマタです。黄葉が綺麗です。右は蕾です。シルクのような毛を纏って冬を越します。
こちらはアブラチャンの蕾です。ボクシンググローブをはめた人形のようです。
なんと花が咲いていました。通常の開花時期は、3~4月頃ですから、かなりせっかちな奴ですね。
こちらは、メギの果実です。茎を煎じて洗顔薬に使われたことからこの名が付いたそうです。
左はガマズミの果実です。このように白い粉のようなものが現れる頃が一番の食べ頃だそうです。どんな味かって?「初恋の味」です。
右は、葉を撮り忘れましたが、果柄にイボ状の皮目が目立つことから、カマツカの果実だと思います。一つだけしか残っていませんでした。
葉の落ちた林内を歩くと、落葉樹のはずなのに緑色の葉をつけた樹木を見る事があります。これは、ツルマサキが絡みついたものです。
ツルマサキの果実が落ちていたので撮ってみました。橙赤色の仮種皮に包まれた種子は、ツリバナやマユミと似ていますね。どれもニシキギ科ニシキギ属です。ツリバナは5裂し、マユミやツルマサキは4裂します。
この赤い実は何だろう?紅葉も綺麗です。茎を見ると、コルク質の翼がありました。これは、ニシキギ科ニシキギ属の本家ニシキギでした。ニシキギの果実は、初めての出会いかも?
小さなリンゴは、オオウラジロノキの果実です。以前、美味しいと言われて食べましたが、渋くて吐き出しました。もうだまされません。
右の赤い実は、トチバニンジンです。まだ残っているなんて、結実がかなり遅かったのかな?
富士山麓は、かなり冷え込むと思っていたのですが、幸い風もなく良い観察日和でした。②に続きます。
※スマホをPCモードにして見た時、ニシキギの写真が横並びにならない不具合を修正しました。時々、原因の分からない不具合な現象が現れて困ります(2017-11-11)。
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