不法投棄パトロールで出会った植物
雨は降りませんでしたが、厚い雲に覆われ寒い一日でした。今日の記事は、不法投棄監視パトロールの時に覗いた林で、気になった植物を集めてみました。
葉の落ちた林内では、テングス病のツツジが目につきます。鳥の巣みたいですね。
萼片が何時までも残っているのはどうしてでしょう?
株元を見ると、春を待つ芽が出ていました。冬の寒さに耐えられるのか心配です。
シデシャジンの葉と、9月末に見つけた花です。変わった花でしょ?
隣には、キッコウハグマの痩果が見えました。この季節は、冠毛で存在が分かります。
こちらは虫こぶです。どんな虫が入っているか見たかったけど、可愛そうなので止めにしました。
まだ緑色を帯びたサイハイランの果実が残っていました。別の株は、鞘が割れ粉のような種子がこぼれ始めていました。近くに生えていても、開花時期に開きがあるようです。
この林内では、シュンランも結構生えています。サイハイランやシュンランは、どんな菌の力を借りて発芽するのでしょう?
右は、見頃を迎えたツルリンドウの果実です。比較的出会う事の多い果実ですが、見付けると嬉しい・・。赤い色(図鑑では紅紫色)をしているから、鳥に種を運んでもらうのかな?
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