菊花展(三日市浅間神社)
下界に降りたついでに、三日市浅間神社に寄って来ました。
富士市として、世界遺産の構成資産に立候補してほしかった神社です。この日は、七五三の御参りと、菊花展で賑わっていました。
一本の茎を三本に枝分かれさせたもの・・大菊三本仕立てと呼ぶそうです。下がっている花弁を「走り弁」と呼び、その長さや形などが鑑賞のポイントになるそうです。玄人好みの趣ですね。
名前を知っている人の作品が展示されていました。三品とも同じ栽培者の作品です。三つも受賞するなんて凄いですね。
私は、このタイプの菊が好きです。「管物(くだもの)」と呼ぶそうです。フルーツの書き間違いではありませんよ。
あまり見かけない菊です。大菊って、舌状花の花弁の裏側を見ているんですね。
ストロボ使用で撮ってみました。
菊の栽培は、とても手間のかかる作業だと聞きました。しかも、出展するのには、その時期に合わせて一番良い状態に育てなければなりません。栽培者のご苦労が伺えます。
今回は、懸崖が少しありましたが、お気に入りの盆栽菊は見当たりませんでした。スペースの関係もあるのでしょうが、背の低い菊が後ろにあったり、達磨作りや福助作りの花の位置に虎ロープがあったりして、ちょっと残念な気もしました。
父親が何種類か残しましたが、不肖の息子が世話をせず、この他に3種類くらいしか残っておりません。
今日は、シンビジュームとクンシランを庫内に取り込みました。父親が使っていた菊鉢は、大株になった両者の植え替え用に使っています。丁度良いので・・。
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