つくば蘭展②
続きです。
ここは熱帯雨林温室・・アジアの熱帯雨林の植物を集めた温室です。大形のランが展示されていました。
左は、シンビジューム・トレイシアヌム(Cymbidium tracyanum)です。とても大形のランで、ミヤンマー、タイ北部、中国南西部原産だそうです。中はシンビジュームの仲間です。こちらもかなり大株です。右は、果実です。下垂れタイプのシンビジュームでしょうか?
花も、通常みるシンビジュームの仲間に比べてずっと大きい・・。
次は熱帯資源植物温室です。こちらでは、通常展示の植物以外に蘭友会などのランが展示されていました。
このランは、面白い花を咲かせるでしょ?近づくと変な臭いがしました。ハッカクレンやコンニャクなどのように有機物の腐敗臭がします。バルボフィラム・ファッシネーター・ブラック(Bulbophyllum fascinator Black)。日本で見るムギランなどの仲間だそうです。
左の花も面白いでしょ?プレウロタリス・スツラピファリア(Pleurothallis strupifolia)・・ブラジル原産です。
右は、バルボフィラム・ルイスサンダー(Bulbophyllum Louis Sander)です。
接写してみました。
右はバルボフィラム・アナンダレイ(Bulbophyllum annandalei)。原産地は、タイ、マレーシアなど。
こちらも仲間・・バルボフィラム・ロスチャイルディアナム(Bulbophyllum rothschildianum)。インド原産だそうです。
「どうしてこんな形の花を咲かせるのだろう?」なんていろいろ想像しながら見るのも楽しいです。もちろん、其々に理由があるはずですが・・。
今日は、父親が作ったミニ農作業小屋を直しました。新たに作った方が楽なのですが、解体の手間と片付けが発生しますから、直す事にしました。明日、屋根のトタンを貼れば完成です。何でも自分でやって見ると面白いです。
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