再生休耕畑の植物観察①と実生栽培床の準備
今日は、寒い一日でした。肉体労働なので、まだ良かったのですが・・。
◇再生休耕畑の植物観察
隣の休耕畑のススキやコセンダングサなどが、こちらの畑に覆い被さって来ているので、地主さんに断って草刈りをしました。地主さんは体調が悪くて、しばらく来れないとの事なので、全部刈ってやりました。
親が残してくれた山林や畑は、場合によっては負の遺産になる事もあります。引き継いだ者が、手入れする気があり、それが出来る状態ならいいのですが・・。
ビワの木の下に、沢山の子が生えていました。数本頂いて、果樹エリアへ植えよう!「枇杷は九年でなり兼ねる・・」あと十年くらいは生きないと果実が食べられませんね。
ツワブキも咲いていました。我が家のツワブキより葉が大きい・・25cm程ありました。
コセンダングサの花は、ひっつき虫になっていました。釣り針の返しのようになっています。これが草刈りの時、衣服につかないように工夫して刈らなければなりません。
花の様子などから、ナス科ではないかと思っています。もしかしたら、イヌホオズキ或いはアメリカイヌホオズキの変種かも?
イヌホオズキも、除去対象の中では数が多い方です。結構大きく育ちます。アメリカイヌホオズキとの違いは、果柄の位置がズレている事で区別出来るそうです(アメリカイヌホオズキは、一点から出ている)。
◇実生栽培床の準備
まだ直接花を見た事の無い、ハルザキヤツシロランの栽培実験に挑戦するつもりです。自生地を教えて頂き、実生床を一つ作りました。右の菌糸束が発芽・成長の手助けになるものか分かりませんが、種子が手に入るまで繁殖してくれるのを待ちます。
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