果実いろいろ①
台風は、無事通り過ぎました。大雨が降るとの予報でしたが、我が家の周りでは雨はそれほど降らず、風の方が心配でした。一晩中強風が吹き荒れたため、萌は眠れない夜を過ごしたようで、朝散歩の時には訴えかけるように擦り寄って来ました。
前記事で、キレンゲショウマの果実を掲載したのに続き、家の周りで見かけた果実を集めてみました。
父親が残した盆栽・・サンザシ(西洋サンザシと思います)の果実です。結実率が高く、毎年沢山の実をつけます。リンゴとザクロが合体したような果実ですね。食べてみると、スカスカしたリンゴのようで、あまり美味しくありません。
こちらは、朝顔の果実です。一年草ですので、実生で代を重ね十数年になります。
こちらは、鉢植えに生った種を、野鳥が彼方此方にまき散らし、繁殖を続けているキツネユリ・・グロリオサの果実です。あまり増えるのも困りものです。
この変わった形の果実は、シュウカイドウです。果実とムカゴで増えます。
アカバナも何処からかやって来て我が家に住みつき、今では数本に増えています。細長い棒のようなものが果実(蒴果)です。種子には冠毛が付き、風で飛ばされます。
右は、オオオナモミの果実です。棘の先端部が鈎の様になっていて、衣類などにつきます。結構固い果実で、お尻の辺りについたまま座ると、痛い目に遭います。
これは、ドイツスズランの果実です。花は沢山咲きますが、こうして色づくまで残る果実は少ないので、株分けで増やします(勝手に増えています)。果実も有毒なので、直に触らないように注意しましょう。
これはアヤメ科・・ジャーマンアイリスだと思います。きんつばの様な種子が詰まっています。
左はホウチャクソウの果実で、右はヤブランの果実です。ヤブランも、もう少し経つと黒変すると思います。
左はパイナップルリリー(ホシオモト)の果実です。いつも気にしていなかったため初めて見ました。
右は、少し前に登場したツリバナの仲間・・ニシキギ科ニシキギ属のマユミです。こちらは、ツリバナの様に橙色の仮種皮に包まれた種子がぶら下がり(露出し)ません。
今日は、再生中の休耕畑の様子見と草刈りをして来ました。18日に、マルチングビニールを敷いて植え付けたニンニクが、もう芽を出していました。厄介な見積は、メールに添付して送りました。図面データーもメールで送れるし、便利な時代です。手描き図面の時代が懐かしい・・。
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