2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« ジンジソウ(尾白川渓谷) | トップページ | 鎮守の森のムギラン »

2017年10月 5日 (木)

ダイモンジソウ

ジンジソウの次は、似た花を咲かせるダイモンジソウの登場です。

Aimg_8879 Aimg_8880

「山地の湿った岩場などに生える・・」とありますが、富士山では樹上に生えているものが殆どです。山のダイモンジソウは、かなり前に掲載しましたが、花の寿命が長くまだ彼方此方で見る事が出来ます。

Apa050233 Apa050238

この花は、白い花弁に橙色の葯がアクセントになっています。

Apa040210 Apa040211

標高2,000m辺りでも稀ではありますが、ダイモンジソウを見る事があります。高山型で、ミヤマダイモンジソウと呼ばれる種があるそうですが、私にはその区別が良く分かりません。Web図鑑に掲載されているミヤマダイモンジソウのような花を、標高の低い所でも見る事があるからです。

ダイモンジソウの花は変異が多く、良く観察すると個体毎にいろいろな違いがあります。この花と上の花では、萼の先端が違っています。上が尖っているのに対して、こちらは丸みを帯びています。

まだこれからの花もありますが、父親が育てていたダイモンジソウの花も掲載します。

Apa040204 Apa040202

淡いピンクで、ほろ酔いの花ですね。そして、この花は花弁に切れ込みがあります。

Apa040194 Apa040190

この二つの花も、花弁の形が変わっているでしょ?

Apa040198 Apa040206

こちらは真紅の花弁です。最近は、ホームセンターの園芸コーナーに、「これがダイモンジソウ?」と思えるような派手な花が並んでいます。

右の花を見てください。「花弁は5個、下部の2個は長い」とありますが、この花は6個あります。変異の多い花は、それを見付けるだけでも面白いですね。

« ジンジソウ(尾白川渓谷) | トップページ | 鎮守の森のムギラン »

植物観察」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ダイモンジソウ:

« ジンジソウ(尾白川渓谷) | トップページ | 鎮守の森のムギラン »