再生休耕畑の植物観察②
ほぼ一日、パソコン画面を見ていたので目が痛い!歳なので集中力も下降気味だし、困ったものです。
再生休耕畑には、除去対象植物が次々と生えて来ます。野菜がこんなに早く成長してくれれば嬉しいのですが・・。
淡い色合いが綺麗なアキノノゲシです。作業開始当初は開いていませんでしたが、時間の経過とともに開いて来ました。時間で開くのか、明るさで開くのか分かりませんが・・。
横顔。キク科の花は、舌状花と筒状花からなるものがありますが、この花は舌状花だけです。花粉が舌状花の上にも落ちていました。
可哀そうな名前をつけられたハキダメギクとベニバナボロギクです。ハキダメギクは、ダブルハート形の舌状花が可愛らしいです。この花の様に、ハートの切れ込みが多いもの(右側の一枚)も稀にあります。
ベニバナボロギクの冠毛のついた痩果が風で飛ばされて綺麗でした。この植物は、全体が柔らかく(←静岡では「みるい」と言います)て食用になりそう・・と思っていたら、海外では食用にするところもあるそうです。大きくなっても簡単に引き抜けるので、除去の楽な植物です。
ひっつき虫・・コセンダングサも彼方此方に生えています。果実が熟す前に除去しないと衣類について大変です。それに、根張りが良く除去に力が要ります。
右は、カタバミの花です。葉が赤紫色ですから、アカカタバミでしょうか?花の中心部の赤味がアクセントになっていて普通の花(カタバミ)より綺麗です。
イヌホオズキかと思っていたのですが、果実に光沢があるのでアメリカイヌホオズキのようです。これも彼方此方に生え、結構大株になるので除去の大変な植物です。
タデの仲間・・イヌタデでしょうか?花は一気に咲かず、ポツポツ咲きます。「花後も花被は紅色が残り、痩果を包む」とあります。白っぽいのが蕾で色の濃いのが花後かな?
こちらは、ヒメツルソバです。金平糖みたいな花です。
明日はもっと天気が悪そうですね。またパソコンと睨めっこになるかな?
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